
「脂肪燃焼スープダイエット」で検索すると色々な方法やレシピが出てきますが、そのスープで本当に脂肪が燃焼するのでしょうか?そこで今回は、管理栄養士が考える、本当に脂肪が燃焼するスープの材料と参考レシピをご紹介します。
そもそも脂肪燃焼スープって?
野菜スープのこと?
「脂肪燃焼スープ」という言葉、よく聞きますが一体どのようなスープなのでしょう。検索してみると、多くのサイトでは「野菜で作ったスープ」と紹介されています。
材料と作り方
検索してヒットするスープの主な材料は、キャベツ、玉ねぎ、トマト、セロリ 1本、ピーマン、人参となっており、作り方としては、これらの野菜を水で煮込んでコンソメキューブで味をつける、と出てきます。
なぜ脂肪燃焼?

検索した情報をまとめると、「野菜には食物繊維とビタミン、ミネラルなどが豊富。これらは血流を良くするので脂肪燃焼をスムーズにしてくれる」と書いてありますが、上記の情報はあまりにも乱暴な理屈付けです。
また、「脂肪燃焼スープを飲むことで糖質を制限すれば糖質の代わりに脂肪が使われやすくなり燃焼する」とも書かれていることがありますが、確かに糖質のエネルギーが体の中で使われてしまえば、次に脂質がエネルギーに変えられ脂肪が燃焼されます。
しかし、カロリーや糖質を減らすだけのダイエットでは「脂肪燃焼」どころか筋肉も落ち、代謝低下の原因になりかねません。
管理栄養士おすすめ!
燃焼スープの食材は?
カラダの脂肪を燃焼させやすくする食材をご紹介します。
羊肉、牛肉
羊や牛の赤身肉にはL-カルニチンという成分が含まれています。L-カルニチンは、カラダの中の脂肪を、エネルギーに変える働きをするミトコンドリアという細胞の中の器官へ運ぶ働きをしています。
このようにして脂肪をエネルギーにするため、す脂肪燃焼させやすくすると考えられます。
しょうが

しょうがを加熱すると、辛み成分のジンゲロールという成分がショウガオールという成分に変わります。ショウガオールは体の中で熱をつくり出す働きをもつ成分ですので、脂肪燃焼を促してくれそうですね。
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唐辛子

唐辛子に含まれている辛み成分がカプサイシンです。唐辛子の成分のカプサイシンが血液に入ると全身に運ばれ、中枢神経を刺激しアドレナリンというホルモンが分泌されます。アドレナリンは脂肪分解酵素リパーゼを活性化するため、脂肪の燃焼に役立つとも言われています。
脂肪燃焼おすすめレシピ
牛肉、しょうがで燃やす

唐辛子で燃やす

しょうがで燃やす。食物繊維もたっぷり

まとめ
しっかり食べてしっかり燃やす
脂肪燃焼を促す成分を持つ食材をとりいれることは、ダイエットの強力サポートになります。そして適度な運動をとりいれればさらに効率的に脂肪燃焼につながります。
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