【小顔効果にも!】顔のむくみが気になるときに!食べてエクササイズ
朝起きたら「あれ?顔がむくんでる!」なんて経験ありませんか?顔のむくみを予防するエクササイズはたくさんありますが、今日は「食べてエクササイズ」をご紹介します !
2020年03月16日
からだがどうなると「むくむ」の?
「むくみ」って何?
むくみとは、医学用語では「浮腫(ふしゅ)」と言い、顔や手足などが腫れることです。怪我などをして、炎症して腫れる場合は、皮膚の下に血液が溜まっている状態。むくみとはからだの細胞と細胞の間を満たしてる液の中に、水が溜まった状態です。 からだが何だかの理由で水分調節できず、通常よりも水を溜め込むとむくみになるのです。肥満はからだの脂肪が増えることで、むくみとは違います。しかしむくむと肥満と同じように体重が増える場合もあります。 【むくみ予防にも】美肌効果もある「白菜」の栄養効果とは?
なぜむくみは起こるのか?
血管から外にしみ出た水分や栄養は細胞に送られ、老廃物などは細胞から血管に戻ります。しかし、血液の流れが悪くなると、血管から外に出る水分が多くなり、その結果、細胞と細胞の間に水が溜まり、むくみが起きます。 長時間イスに座って同じ姿勢でいたり、下着などで締め付けていることが原因となることが多いです。からだが冷えて血行が悪くなることも、原因になります。 アルコールや塩分の摂りすぎもむくみの原因になります。アルコールを飲むと血管が拡張し、血管から水分がしみ出しやすい状態となります。さらに、アルコールの分解や利尿作用のために喉が渇き、水分をたくさん摂ることでさらに水分を溜め込みます。塩分の摂りすぎのときも、塩分濃度を薄めて一定の濃度に保とうと働き、水分を溜め込もうとするためです。
顔はなぜむくむの?
前日の生活を振り返ってみましょう
血液は重力でからだの下へと溜まりやすく、夕方は足がむくむ人が多くなります。寝起きは顔が一番むくみやすくなります。 前日にアルコールを飲みすぎたり、塩分を摂りすぎていなかったか?スマホやパソコンの見過ぎで肩こりになっていないか?からだを冷やして血行不良になっていないか?等、自分の生活を振り返って、顔のむくみの原因を自分で考えてみましょう。
管理栄養士おすすめ!むくみ対策エクササイズ
食べてエクササイズ!
むくみ対策のエクササイズはいろいろあると思いますが、今日は「食べてエクササイズ」をご紹介します。私たちは食事をするとき、食べ物を噛むことで顔の筋肉をたくさん使います。しっかり動かせば、食べるだけで顔のエクササイズになるのです。エクササイズを意識して食べてみましょう!
エクササイズにおすすめの食材
◎ドライフルーツ、アーモンド ドライフルーツとアーモンドは朝食や間食で食べやすく、噛み応えも抜群。エクササイズにぴったりです。また、これらにはカリウムが豊富に含まれています。塩分を摂りすぎたときは、それを排泄しやすくするカリウムをたくさん摂ることが大事。そして、血流の流れをよくするビタミンEも豊富です。
エクササイズにおすすめのレシピ①
いか、わかめ、れんこんなど、よく噛んで食べる食材がたっぷりのサラダ風メニュー。しっかりエクササイズしながら、食材のうま味を楽しめるメニューです。 ▶「意外な組み合わせ!いかとわかめの生姜蒸し」レシピはこちら
エクササイズにおすすめのレシピ②
根菜類をごろごろ大きめに切ることで、さらに噛み応えが増してエクササイズ度がアップ!食べるだけで顔の筋肉がたくさん動きます。 ▶「味付け簡単!筑前煮」レシピはこちら
「食べてエクササイズ」挑戦してみてください!
美味しく食べながら、しっかりエクササイズ
改めてエクササイズをしようと考えると、時間がとれなかったり、難しかったりとなかなか実行できません。しかし、食べながら顔を動かすこともエクササイズと発想を変えれば、1日3回もチャンスがあります。ぜひチャレンジしてみてください! 【頑張らないダイエット!】管理栄養士が教える「手抜きごはん」でやせるコツ
【やせ習慣が身につく】管理栄養士が食生活をコーディネートするアプリって?
まずは無料でスタート♪食事を撮るだけ、プロから食事のアドバイスが届く!
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著者
原 美香(管理栄養士)
食べることが大好きで大学で栄養学を学ぶ。卒業後は食品会社を経て、管理栄養士の会社で特定保健指導、スーパーや惣菜店のメニュー開発等に携わる。現在はオンラインでのコラムを執筆中。1男1女の母としても奮闘中!生活を楽しく豊かにしていく食事を目指しています!