【甘酸っぱい夏の味】パイナップルの栄養パワーとおすすめレシピをご紹介

【甘酸っぱい夏の味】パイナップルの栄養パワーとおすすめレシピをご紹介

甘酸っぱい味と鮮やかなイエローが特徴のパイナップル。私たち日本人にとって、おなじみの果物ですね。そこで今回は、パイナップルが持つ栄養効果とおすすめレシピを紹介いたします!

2020年06月05日

パイナップルの栄養効果

ビタミンCで美肌&アンチエイジング!

パイナップルに多く含まれるビタミンCは、コラーゲン生成に関わる栄養素なので、ハリのあるみずみずしい美しい肌を保つのに役立ちます。 また、ビタミンCには抗酸化作用があり、体内で発生する活性酸素を除去する働きがあります。活性酸素が過剰に増えると細胞が傷つき、お肌の老化(シミやしわ、たるみなど)の原因となりますが、ビタミンCを摂ることでそれら予防する効果が期待できます。

ビタミンB1で肥満予防&疲労回復!

ビタミンB1には、炭水化物の働きをサポートし、エネルギー代謝を促す働きがあります。そのため、肥満予防や疲労回復に効果が期待できます。

カリウムでむくみ&高血圧予防!

ナトリウム(塩分)は人体にとって不可欠な栄養素ですが、摂り過ぎるとむくみや高血圧の原因となります。カリウムには、体内の余分なナトリウムの排出を促す働きがあり、体内の水分のバランスを調整することでむくみ解消や高血圧予防につながります。 【むくみ解消にも】おやつに「アーモンド」をおすすめする理由

食物繊維で便秘解消!

多くの女性の悩みである便秘。便秘になるとお腹が張るといった不快感があるだけでなく、体内に老廃物がたまりやすくなり肌荒れの原因となったり、下腹が出て「ぽっこりお腹」になってしまう可能性もあります。 便秘解消におすすめしたい栄養素と言えば食物繊維です。パイナップルには食物繊維が多く含まれているので、腸が刺激されることで便通が促され、便秘解消に役立ちます。

パイナップルと言えば生?缶詰?

用途によって使い分けましょう!

パイナップルを購入する際、生のものと缶詰のものがあります。生のパイナップルは自然な甘みと独特な歯ごたえがありますが、缶詰のパイナップルはシロップ漬けにしてあるため甘みが強く、カロリーも高めです。 また、缶詰は加熱処理がされているため、生と比べると栄養価が減少していますので、ダイエット中の方や美容、健康目的の方がパイナップルを食べる場合は生がおすすめです。 しかし、生のパイナップルにはたんぱく質分解酵素が含まれており、ゼラチンを使ったお菓子作りに生のパイナップルを使用すると、酵素によって分解され固まらなくなってしまいます。デザート作りにパイナップルを使う時は、加熱によって酵素の働きがなくなった缶詰を使うなど、用途によって生と缶詰を使い分けるとよいですね。

パイナップルを使ったおすすめレシピ

豚ヒレ肉のスパイスグリル たっぷり野菜添

パイナップルを使った漬けダレに漬けこみ、オーブンでグリルした一品です。お肉も野菜も一度に摂ることができますよ。 ▶「豚ヒレ肉のスパイスグリル たっぷり野菜添」レシピはこちら

スモークサーモンとルッコラのパインドレッシングサラダ

見た目も楽しい、彩りのよいサラダです。スモークサーモンには良質なたんぱく質が含まれています。 ▶「スモークサーモンとルッコラのパインドレッシングサラダ」レシピはこちら

バナナとパイナップルのムース

南国フルーツを使ったムースは、しょうがが味のアクセント。材料をミキサーにかけるだけなので、手軽に作ることができますよ。 ▶「バナナとパイナップルのムース」レシピはこちら

まとめ

パイナップルの魅力を再発見!

パイナップルには、ダイエットや美容、健康にうれしい栄養素が含まれています。そのままで食べるだけでなく、料理やデザートの材料としても適していますので、さまざまな食べ方でパイナップルを楽しんでみてくださいね! 【便秘でお悩みの人必見】管理栄養士も驚きの「朝キウイダイエット」の効果3つ

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著者

藤井 歩(管理栄養士)

大学卒業後、給食委託会社・健康関連企業での勤務を経て、現在はフリーランスの管理栄養士としてオンラインでの栄養指導業務、特定保健指導、コラム執筆など栄養関係の様々な業務に携わっています。


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