【美味しいだけじゃない?】カレーが夏バテ予防に効く理由3つ

【美味しいだけじゃない?】カレーが夏バテ予防に効く理由3つ

夏と言えばカレー!実は、カレーには暑い夏を乗り越えるために必要な栄養が揃っているのをご存知でしょうか。今回、管理栄養士が夏バテ予防に効くカレーの魅力や、おすすめ夏カレーレシピを3つ紹介したいと思います。

2020年08月07日

カレーが夏の定番メニューである理由とは?

発汗作用がある

カレーで使われるカレー粉は、様々な香辛料が混合されて作られています。カレーを食べると身体が温まり、汗が湧き出てくるのも、この香辛料の働きによって起こります。汗をかくことで、熱を外に逃し、身体に熱がこもらないようにします。また、その他、食欲増進や胃腸の働きを高めるなども、夏場にカレーが勧められる理由の1つです。

栄養バランスが整いやすい

カレーを作るときは、肉類と野菜を入れて作るため、自然と栄養が整いやすくなります。また、カレーの定番の肉といえば、豚肉ですが、この豚肉はビタミンB1を多く含みます。ビタミンB1は糖質を効率的にエネルギーへ変えるサポート役をするために、体力が消耗しがちな夏には、特に必要な栄養素です。 【管理栄養士が解説】夏太りの原因と解消レシピ3選

カレー粉は夏場でも腐りにくい

カレー粉は、密封容器に入れて冷暗所におけば長期間保存ができ、夏場でも腐りにくいです。

カレーをヘルシーに作るポイントとは?

ポイント1:具沢山のカレーにする

肉や野菜がほとんど入っていないカレーは、カロリーや脂質だけが高くなり、他の栄養が不足してしまいます。特に野菜やきのこがたくさん入ったカレーにすることで、栄養があり、ヘルシーなカレーに変身します。 【管理栄養士おすすめ食材】この夏は「きゅうり」でダイエットにチャレンジ!

ポイント2:カレーのルーを手作りする

市販のカレーの素は、香辛料以外にも、小麦粉や油なども含み、脂質やカロリーが高くなります。カレー粉を使ったキーマンカレーやドライカレーなどに挑戦することで、さらにヘルシーなカレーを作ることができます。

ヘルシーな夏カレーレシピ3つ

レシピ1:野菜たっぷりドライカレー

豚もも肉は、脂身を落とすことで、脂質やカロリーを抑えることができます。また、ご飯は押し麦や大豆を入れることで、咀嚼回数が増えるためにご飯の食べすぎを防ぎます。野菜やきのこもたくさん入ったカレーは、栄養があり、暑い夏も乗り切れるカレーです。 ▶️「野菜たっぷりドライカレー」のレシピはこちら

レシピ2:速攻でできる!サバ缶カレー

肉のカレーに飽きた方は必見です。サバ缶で作るために、すぐにできるのが嬉しいですね。通常はサバの季節は秋から冬ですが、缶詰は旬の時に作られるため栄養価も高いです。缶詰は夏でも日持ちがするので便利です。また、野菜やきのこが入った具沢山なカレーにすることで、通常のカレーよりもヘルシーに仕上がります。 ▶「速攻できる!サバ缶カレー」のレシピはこちら

レシピ3:ナスとトマトのキーマカレー

夏野菜のナスとトマトをふんだんに使ったキーマカレーです。市販のカレールーを使わないため、余分なカロリーや脂質を抑えることが出来ます。 ▶「ナスとトマトのキーマカレー」のレシピはこちら

まとめ

カレーを食べて夏を乗り切ろう!

夏の定番メニューであるカレーの魅力を紹介しました。今まで、ダイエットのためにカレーをやめていた方も、今回紹介したヘルシーなカレーに挑戦してみてはいかがでしょうか。カレーを食べてこの夏の暑さを乗り切りましょう。 【参考文献】 「カレーはどこからきたの?」(農林水産省) https://www.maff.go.jp/j/agri_school/a_menu/curry/01.html (アクセス日:2020年6月22日)

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著者

ウィリアムズ 早苗(管理栄養士)

大学卒業後、食品会社にてメニュー開発を経験。現在はオンラインでの栄養指導や、メディアでの執筆をしています。私たちが抱えている、食や健康に関しての問題点に注目し、それに向けての解決策の糸口となるようなお手伝いが出来る事をモットーにしています。


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