【葉も無駄にしないで!】部位別にご紹介♪大根1本使い切りレシピ

【葉も無駄にしないで!】部位別にご紹介♪大根1本使い切りレシピ

生のままならシャキシャキと、煮ればホクホクと、サラダから煮物まで幅広い料理に合う万能野菜、大根。葉の部分から先端部分まで、部位の特徴によってそれぞれに向いている調理法があることをご存知でしたか?今回は、実は栄養たっぷりな葉の部分も無駄なく、丸々1本おいしく食べられるおすすめレシピをご紹介します!

大根の栄養価って?

消化酵素とビタミンCが豊富!

大根には、消化酵素の「ジアスターゼ」が豊富に含まれているので、消化を助け胃腸の機能を高める効果が期待できます。

ジアスターゼは熱に弱い特徴があるので、熱を加えるより生のまま食べるほうが効果的です。胃腸の調子を整えたい時は、サラダや大根おろしにして食べるのがおすすめです。

また、コラーゲンの生成に関与し、お肌のハリや潤いを保つ効果が期待できるビタミンCも豊富です。

「葉」も捨てずに調理!

スーパーなどで見かける大根は、葉の部分が切り落とされていることが多いですよね。野菜は収穫後も成長を続けるため、葉がついているとどんどん栄養と水分が抜けていってしまうからです。

しかし、実は葉の部分は、ビタミンCやカルシウム、食物繊維などが豊富で、緑黄色野菜としてきちんと分類されています。

旬の冬の時期になると、スーパーや八百屋さんで葉付きの大根が並んでいることもあるので、ぜひ葉付きの大根を手にとってみてください。購入したらすぐに根本から切り落とし、軽く茹でて水気を切って、冷凍保存しておくのがおすすめです。

大根は部位別に使い分けよう!

葉に近い上部分はサラダに!

甘味が強くかたいので、サラダや大根おろしに向いています。繊維に沿って切ることで、シャキシャキとした歯ごたえのあるサラダになります。おろしにするとビタミンCが流れやすいですが、少しお酢を加えると防ぐことができます。

中央部分は煮物に!

中央部分は柔らかいので、おでんやふろふき大根など、煮物にするのがおすすめです。色が白く太さも比較的均一なので、見た目もきれいに仕上がります。

先端部分は薬味に!

1番辛味が強い先端部分は、薬味や漬物にするのがおすすめです。辛味を生かした漬物は、大人向けでお酒のおつまみにも向いています。大根おろしにして、辛味のある薬味として食べるのもさっぱりとしておいしいですよ。

葉部分も無駄なく!

捨ててしまいがちな葉部分も、細かく刻んで炒めるとお手製の生ふりかけやチャーハンの具材として使えます。茎の部分と葉の部分の食感の違いがアクセントになります。

1本使い切り!部位別おすすめレシピ

上部分:りんごと大根のじゃこサラダ

りんごと大根のシャキシャキした食感が楽しめるサラダ。シンプルなさっぱりとしたドレッシングに、しらすの塩味が程よくマッチしています。

▶「りんごと大根のじゃこサラダ」レシピはこちら

中央部分:旨味UP!豚ばらと大根の煮物

大根は下茹でをすることで、辛味がとれてより味も染み込みやすくなります。淡白な味の大根に、豚ばら肉のコクと旨味が染み込んで優しい味わいに。大根の葉も無駄にせず、彩りとして上に散らします。

▶「旨味UP!豚ばらと大根の煮物」レシピはこちら

先端部分:大根と昆布のピリ辛甘酢漬

一味唐辛子で少し刺激的な、大人向けの甘酢漬けです。辛味のある先端部分を使うと、より刺激が強くお酒のおつまみにもぴったりな1品になりますよ。大根を生のままで食べることで、栄養価を逃さず目一杯摂取できます。

▶「大根と昆布のピリ辛甘酢漬」レシピはこちら

葉部分:葉っぱも食べよう!大根菜めし

大根の葉は、大きめのみじん切りにすることで、食感も楽しめ彩りもきれいになります。しらすとごま油の香りで子どもでも食べやすくなっています。

▶「葉っぱも食べよう!大根菜めし」レシピはこちら

まとめ

いかがでしたか?今まで、大根の葉は食べない部分だと思っていた方もいるのではないでしょうか。葉付きの大根購入した時は、ぜひ無駄なく調理しておいしく食べてみてください。1/2カットなどに予めカットされている大根を購入する時は、その日のメニューによって部位を選んでみてくださいね!

【参考文献】
・農林水産省/北陸農政局/今月の園芸特産作物:10月だいこん 閲覧日:2020年9月12日
(https://www.maff.go.jp/hokuriku/seisan/engei/tokusan201610.html)

・からだにおいしい野菜の便利帳/板木利隆監修/高橋書店/2016年8月25日発行

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