【魚を食べよう!】今が旬の「ぶり」の魅力とおいしい食べ方をご紹介
寒い冬の時期に旬を迎えるぶり。脂がのっておいしいだけでなく、栄養たっぷりのうれしい旬の味覚です。今回は、そんな魅力の詰まったぶりの栄養やおすすめの食べ方を管理栄養士がご紹介します。今年の冬は、ぜひおいしいぶりを食卓に取り入れてみてくださいね。
2020年12月21日
ぶりってどんな魚?
冬が旬の魚!
ぶりは冬に旬を迎える魚で、脂ののったやわらかい身が魅力。昔から日本の食卓には欠かせない魚として知られています。 成長する過程で名前が変わっていく魚のことを「出世魚」といいますが、ぶりもこの出世魚のひとつ。地域によって呼び名は変わるものの、一般的には「もじゃこ」→「わかし」→「いなだ」→「わらさ」そして80㎝を超えたものが「ぶり」と呼ばれます。
ぶりに含まれる主な栄養素とは
良質なたんぱく質
ぶりにはたんぱく質が豊富に含まれています。たんぱく質は、私たちの身体を作る材料となる大切な栄養素です。美しく健やかな肌や髪の毛を作るためにも欠かせません。また、適度にたんぱく質を摂り、筋肉をしっかりつけることで代謝アップにつながります。 【美味しい&ヘルシー!】管理栄養士おすすめ!魚が主役の1週間献立
DHA&EPA
青魚の一つであるぶりには、n-3系脂肪酸が豊富に含まれています。n-3系脂肪酸のひとつであるドコサヘキサエン酸(DHA)は、脳の働きを良くする効果が、そしてエイコサペンタエン酸(EPA)は、血液をサラサラにし、動脈硬化を予防する効果が知られています。
冬の食卓におすすめ!ぶりのおすすめの食べ方とは
ぶりの照り焼き
ぶり料理の定番といえば、「ぶりの照り焼き」です。脂ののったぶりの身に甘辛いタレが良く合います。タレが焦げやすいので、焼き具合をしっかりチェックしながら作るのが大切なポイントです。 ▶「ぶりの照り焼き」のレシピはこちら!
ぶり大根
「ぶり大根」も、人気のぶり料理の一つ。弱火でじっくり煮込むことで、大根にしっかりと味が染み、ご飯が進む一品に仕上がります。生姜を入れるとぶりの臭みが消えるだけでなく、さわやかな香りがプラスされてより一層おいしく召し上がれます。
ぶりしゃぶ
寒い夜におすすめなのが、ぶりの身を熱々の出汁にくぐらせて食べる「ぶりしゃぶ」です。脂がのったぶりをさっと出汁にくぐらせ、霜降り状態になったらお好みの付けダレにつけてお召し上がりくださいね。ぶりそのもののおいしさを味わいたいときには、塩で楽しむのもおすすめです。
まとめ
絶品ぶり料理で冬の食卓を楽しもう
いかがでしたか? 寒い冬はぶりがおいしい季節。脂がのった身は絶品のおいしさです。今回ご紹介したおいしい食べ方を参考に、おいしいぶり料理をお楽しみくださいね。 【富山県のご当地食材】冬の味覚「氷見の寒ブリ」が美味しい理由
【やせ習慣が身につく】管理栄養士が食生活をコーディネートするアプリって?
まずは無料でスタート♪食事を撮るだけ、プロから食事のアドバイスが届く!
- 専属の管理栄養士がダイエットをサポート
- 食制限なし!正しく食べて身につく「やせ習慣」♪
- 管理栄養士が、写真を目で見て丁寧にアドバイス。AIではありません!
- 「あってるかな?」そんな食事のお悩みを正しい知識でアドバイス
著者
谷口 美希(管理栄養士)
食べることと料理が大好きで、大学で栄養学を学ぶ。卒業後は管理栄養士として老人ホームや健診センターに勤務。現在は、特定保健指導やオンラインでの栄養指導、コラムの執筆などに携わっており、栄養の面からたくさんの方の健康を支えていくことを目指しています。