【歴史を辿る】ベトナムの食文化とお家で作れるレシピ3選

【歴史を辿る】ベトナムの食文化とお家で作れるレシピ3選

美しい自然におしゃれでかわいい雑貨、癒されるスパと、魅力が満載なベトナムは近年女性に人気の観光地です。そして、ベトナムの魅力を語る上で欠かせないのがグルメですよね。今回は、ベトナムの食文化の特徴と、お家で作れるベトナム料理のレシピを3つご紹介します。

2022年02月27日

ベトナムの基礎情報

1976年に南北が統一

ベトナムは南北に細長い国で、北は中国、西はラオス、カンボジアが隣接しています。正式名称はベトナム社会主義共和国で、首都はハノイです。ベトナム戦争が終結し南北が統一され、1976年に現在のベトナムが誕生しました。

歴史から見る食文化への影響

ベトナムは紀元前2世紀から10世紀半ばにかけての1000年余りの間、中国の支配を受けていました。そのため、食文化においては炒め物や点心、麺料理が多く、中国の影響を受けていると言われています。 中国の支配から解放された後は、今度はフランスの植民地に。フランスパンに具材を挟んだサンドイッチ(バインミー)や、コーヒーを飲む習慣はフランスの影響を受けているとされているのです。

ベトナムの食文化 〜地域別の特徴〜

北部(ハノイ)

南北に細長いベトナムは北部、中部、南部と地域によって気候が異なり、食文化にも違いがあります。ベトナムは暑いイメージがありますが、首都ハノイがある北部は日本ほどではありませんが四季があり、冬は気温が下がり寒くなります。 醤油や塩などシンプルな味付けのものが多く、ベトナム料理で有名な麺料理「フォー」は、ハノイが発祥です。

中部(フエ、ダナン)

フエ、ダナンと世界遺産が多くある中部は、山が多く気候の変化が激しい地域。トウガラシを使った、辛い味付けの料理が多いのが特徴です。 フエには王朝があった背景から、繊細で美しい盛り付けの宮廷料理が有名で、高級料理として現地の方や観光客から親しまれています。

南部(ホーチミン)

観光客が多く訪れるホーチミンがある南部は、1年を通じて暑く、5月から10月までの雨期と11月から4月まで乾季に大別されます。砂糖を使った甘めの味付けで、生野菜をたくさん使うという特徴があり、ベトナム料理で有名な生春巻きは南部発祥の料理です。

ベトナムの食文化 〜主食、味付け〜

主食は米

ベトナムは米がたくさん収穫できるため、日本と同じく主食は米。ベトナムで食べられている米は細長い形状のインディカ米で、日本の米とは違いパサパサしています。 米の加工品も豊富で、生春巻きの皮などは米粉から作られます。米粉から作る麺といえば、平たい形状のフォーが有名ですが、丸くて細長いブンと呼ばれる麺も、現地ではよく食べられています。ブンは麺料理として食べる以外に、生春巻きの具材としても使われますよ。

料理に欠かせない調味料「ヌクマム」

ヌクマムとは小魚を発酵させて作る調味料で、タイのナンプラーと同じ魚醤の一種です。ほとんどの料理の味付けに使われており、ヌクマム、砂糖、ライム、トウガラシ、ニンニクなどを加えて作る、ヌクチャムという万能タレを各家庭で作り、様々な料理に使います。

ベトナム料理をお家で作ってみよう!

ベトナム風お好み焼き(バインセオ)

バインセオとは、米粉をココナッツミルクで溶きターメリックを加え、クレープのように薄く焼いた生地の中に豚肉やもやしなどの具材を包んだ、ベトナム南部の名物料理です。このレシピではターメリックの代わりに、卵を使って色付けしています。野菜がたっぷり入っているので、食べ応えがあります。フライパンの代わりにホットプレートで作ってもOKです! ▶「ベトナム風お好み焼き」のレシピはこちら!

本場ベトナムの味!牛肉のフォー

フォーのスープは牛肉の茹で汁に鶏がらスープを加えているので、あっさりとしながらもコクのある味わいが楽しめます。レモンの代わりにライムを使うと、より本格的な味わいが楽しめますよ。 ▶「本場ベトナムの味!牛肉のフォー」のレシピはこちら!

ベトナム風ナマス

大根と人参で作るなますは、ベトナムのサンドイッチ「バインミー」には欠かせない具材のひとつです。魚醤とレモン汁が加わることで、お正月によく食べる紅白なますとは違った味わいが楽しめます。 ▶「ベトナム風ナマス」のレシピはこちら!

まとめ

過去の歴史から独特な食文化を形成したベトナム

中国やフランスの影響を受けつつも、独自の食文化を形成してきたベトナムの食文化についてご紹介しました。海外旅行になかなか行けないご時世ですので、この機会にお家でベトナム料理を味わってみてはいかがでしょうか。 【参考文献】 ・外務省/ベトナム社会主義共和国く/ベトナム基礎データ (https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/vietnam/data.html)※2020年12月12日閲覧 ・外務省/わかる!国際情勢/ Vol.81 ベトナム~東南アジアの活力みなぎる国 (https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol81/index.html)※2020年12月12日閲覧 ・銀城康子(2008)『ベトナムのごはん』農山漁村文化協会 ・森枝卓士(2005)『世界の食文化④ベトナム・カンボジア・ラオス・ミャンマー』農山漁村文化協会

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著者

河村 桃子(管理栄養士)

管理栄養士として病院やクックチル(食材を調理加熱したあとに急速に低温冷却しチルドの状態で管理する調理法)のコンサルティング、栄養専門学校講師の業務に携わる。現在はフリーランスの管理栄養士として、「今日の食事で明日の自分は変わる」をモットーに、コラム執筆や特定保健指導、レシピ提案、食事講座など働く大人の食事サポートを行っている。


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