【食卓から春を迎える♪】春野菜の定番「たけのこ」の栄養とおすすめレシピ

【食卓から春を迎える♪】春野菜の定番「たけのこ」の栄養とおすすめレシピ

旬を感じる代表的な春野菜・たけのこ。スーパーに出回り始めたらぜひ手にとって、たけのこを味わってくださいね。食卓から春を感じて、おいしく新しい季節を迎えましょう!

春を感じる代表的な野菜

たけのこは出回る時期が短い

たけのこの旬は3月中旬~5月ごろとされています。店頭でたけのこを見かけると「春がきた!」と感じますよね。出回る時期が短いので、旬のうちにたけのこを存分に味わいましょう!

すぐにアク抜き!が鉄則

たけのこは鮮度が命です。時間が経つとえぐみが増し、味もどんどん落ちていきます。たけのこが手に入ったら、すぐにアク抜きをしましょう。アク抜きは時間がかかりますが、ゆでるだけで簡単なので、おっくうにならずにやってみてください。ポイントはぬかの入った水で皮ごとゆでること。アク抜きした後は、水につけて冷蔵庫で1週間程度保存できます。

なぜぬかを入れるの?

アク抜きをするときにぬかを入れてゆでるのは、たけのこのえぐみが、ぬかの水に流出しやすい性質があるためです。また、たけのこをやわらかくする効果もあります。その他、ぬかのでんぷんがたけのこを包んで酸化を防ぐため、白くきれいにゆで上がる効果も期待できますよ。

たけのこの栄養

高血圧予防が期待できるカリウムが豊富

たけのこにはカリウムが豊富に含まれています。カリウムはナトリウムと一緒に細胞の働きを支えています。適正の濃度が保てるようにお互いで調節してバランスをとっているのです。カリウムはナトリウムが多くなりすぎたときは排出を促します。

そのため、ナトリウムの摂り過ぎが原因で起こりやすくなる高血圧を予防することができます。カリウムは水溶性のため、洗う・ゆでるなどの調理の過程で失われやすいですが、たけのこに含まれるカリウムはその過程でも失われにくいという特徴があります。

腸内環境を整える食物繊維が多い!

食物繊維の中でも、水に溶けない不溶性食物繊維が豊富です。腸を刺激して動きを良くし、食べたものの通過時間を短くします。また、便の量を増やし、排泄を促します。これらは、腸内環境を良くして、便秘や腸の病気を予防することにつながります。

白い粉の成分はチロシン

たけのこをゆでたときに出る白い粉の成分です。チロシンはアミノ酸の一種で、神経伝達物質の原料となるため、集中力を高める働きが期待できます。また、脳が活性化することで老化の防止につながると考えられ、研究が続いているのです。

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おすすめの食べ方

部分によって食べ方を変える

たけのこは穂先がやわらかく、根元に向かって硬くなります。また、切り口の形が変わってきますので、たけのこの使用部分に合わせて食べ方を変えるのがおすすめです。

穂先・・・和え物、お吸い物
中間・・・炊き込みご飯、てんぷら
根元・・・細切りにして炒め物、煮物

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おすすめレシピ①簡単!たけのことねぎの中華炒め煮

シンプルにたけのこを炒め煮にしています。たけのこの食感と味がしっかり味わえるメニューです。たけのことねぎの相性もぴったりです。

▶「簡単!たけのことねぎの中華炒め煮」レシピはこちら

おすすめレシピ②たけのこと塩昆布の炊き込みごはん

たけのこの香りが春の訪れを感じさせます。とっても簡単にできるので、たけのこが手に入ったらぜひ作ってみてくださいね。

▶「たけのこと塩昆布の炊き込みごはん」レシピはこちら

おすすめレシピ③春野菜のはるさめスープ

春野菜をたっぷり使ったボリュームのあるスープです。彩りもとってもきれいです。低カロリーなのに満足感のあるスープなので、ダイエット中にぴったりのメニューです。

▶「春野菜のはるさめスープ」レシピはこちら

まとめ

この時期ならではの味を楽しんで!

たけのこは一度アク抜きをしてしまえば、少しずつ色々な料理に使って楽しむことができます。おいしく食べて食卓から春を楽しみましょう!

【参考文献】
・JAグループ/野菜のチカラをもっと知る/とれたて大百科/タケノコ(筍)
(https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=43)閲覧日:2021年2月15日
・色の野菜の栄養辞典/女子栄養大学名誉教授 吉田企世子/(株)エクスナレッジ/2017年11月発行

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