【忙しいときはこれ1品!】食べる味噌汁のおすすめレシピ

【忙しいときはこれ1品!】食べる味噌汁のおすすめレシピ

「ごはんとこれだけあれば栄養バランスが整う!」そんなお助けメニューがあると、忙しくて時間がないときにとっても便利です。実は、味噌汁がそのお助けメニューになるのです。作るポイントを知って、おすすめメニューを1つでも覚えておいてくださいね!

2021年07月04日

1品で栄養バランスを整えるには?

「栄養バランス」を簡単に考える

栄養バランスの良い献立とは、主食、主菜、副菜のそろっている献立のことを言います。これが基本ですが、難しく考えずにこれらの要素となる食材を理解しておけば、「栄養バランス」は簡単に整えられます。 〇主食⇒ごはん、パン、麺類 〇主菜⇒肉、魚、卵、大豆製品 〇副菜⇒野菜、きのこ類、海藻類 例えばカレーやパスタなどの単品メニューのときも、主食、主菜、副菜の要素になる食材を組み込んだものであれば、1品でも栄養バランスは整いやすくなります。

実は、味噌汁は最強のおかずになる!

味噌汁は、献立では基本的には「汁物」という位置づけなので、おかずとは考えられていません。しかし味噌汁に加える食材を工夫すれば、充分おかずになり、ごはんと味噌汁1品だけで栄養バランスを整えることができます。ごはんが「主食」になるので、味噌汁には「主菜」と「副菜」の要素を入れて作ればいいということです。 ◎味噌汁におすすめな「主菜」の食材 ・豚肉 ・白身魚 ・卵 ・豆腐 ・厚揚げ、油揚げ ◎味噌汁におすすめな「副菜」の食材 ・ほうれん草 ・キャベツ ・たまねぎ ・にんじん ・じゃがいも ・しいたけ ・しめじ ・わかめ

食べる味噌汁を作るポイント

具材を大きく切る

具材はなるべく大きく切ることがポイントです。味噌汁を飲むのではなく、食べる味噌汁にします。ボリュームがアップし、満腹感を得ることができます。

香辛料、薬味などをプラスする

味噌汁1品だと、どうしても飽きてしまいます。そのため、香辛料やネギやみょうがなどの薬味、ごまなどをプラスすることがおすすめです。食べている途中で加えて、味に変化を出すのも良い方法です。

塩分の摂り過ぎに注意

味噌汁を1品たっぷりと食べると、塩分の量が多くなりがちです。塩分の摂り過ぎは高血圧やむくみにつながりやすくなります。薄味にすること、また具材をたっぷりと多く使い、飲む汁の分量を少なくするようにしましょう。

ごはんとこれだけあればいい!おすすめメニュー

胡麻香る♪落とし卵とキャベツのおかず味噌汁

味噌汁に卵を1個落とすだけで、食べる味噌汁に変化します。朝などの時間がないときにもおすすめです! ▶「胡麻香る♪落とし卵とキャベツのおかず味噌汁」レシピはこちら

根菜ミルク豚汁

豚ヒレ肉の入った、ボリュームのあるおかず味噌汁です。噛み応えのある野菜が入っているので、食べ応えがしっかりあります。1品でも満腹感のあるメニューです。 ▶「根菜ミルク豚汁」レシピはこちら

かぶと豚肉の味噌豆乳おかずスープ

豚肉と豆乳から、しっかりとたんぱく質を摂ることができます。優しい味の豆乳と味噌は、相性がばっちり。疲れているときや、遅い時間の夕飯におすすめのメニューです。 ▶「かぶと豚肉の味噌豆乳おかずスープ」レシピはこちら

まとめ

忙しいときのお助けメニューに!

栄養バランスの整え方を簡単に考えられるようになると、献立の立て方やメニューの食材選びが簡単になります。味噌汁も簡単におかずメニューに変えられますね。 時間がなくてご飯作りが大変!と思う日だってありますよね。そんなときに、ぜひ食べる味噌汁を作ってみてくださいね。

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著者

原 美香(管理栄養士)

食べることが大好きで大学で栄養学を学ぶ。卒業後は食品会社を経て、管理栄養士の会社で特定保健指導、スーパーや惣菜店のメニュー開発等に携わる。現在はオンラインでのコラムを執筆中。1男1女の母としても奮闘中! 生活を楽しく豊かにしていく食事を目指しています!


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