【敬老の日に考える】噛む力の大切さって何だろう?

【敬老の日に考える】噛む力の大切さって何だろう?

敬老の日にちなんで、噛む力の大切さを改めて考えてみませんか?今回は、管理栄養士が噛む力を保つレシピを5つ集めました。日頃から噛むことを意識して、元気なからだ作りを心がけましょう。

「噛む」ことを改めて考えてみましょう

咀嚼って何?

「咀嚼」とは、物を噛むことを言い、私たちは食事のときに咀嚼をしてから、食べ物を体の中に入れています。咀嚼をすることで唾液が出て食べ物と混ざり、飲み込み、消化をスムーズにしています。栄養素をからだに摂るための大切な動作です。健康な体を作るために、重要な役割を果たしています。

咀嚼にはこんな効果もある!

その他にも、実は「咀嚼」には様々な効果があります。

〇たくさん噛むことで食べすぎを防止し、肥満の予防になる
〇ゆっくり噛むことで食材の味が感じられ、味覚が発達する
〇顔の筋肉が発達して表情がよくなり、言葉が発達する
〇脳への血流がよくなり、脳の活性化につながる
〇唾液がたくさん分泌され、虫歯や歯周病の予防になる
〇しっかり噛むことで集中力が出て、また活力もわいてくる

咀嚼力を保つことが大切

咀嚼力を維持するために「よく噛む」

しっかりと噛むことは、子供の成長にとっても大切です。また大人になってからは、健康な体でいることと大きく関わってきます。しかし年齢とともに、咀嚼力は衰えていってしまいます。日頃から意識をして鍛え、咀嚼力を維持することがとても大切です。
そのためには、まずは歯の健康を保つこと。そして「よく噛む」ことです。

「よく噛む」ための食事のコツ

毎日の食事で「よく噛む」ことを意識し、食事内容を少し工夫してみましょう!コツを押さえると、簡単に噛む回数を増やすことができ、咀嚼力を鍛えることができます。

〇噛む回数を数えながら食べる
〇料理を薄味にして、しっかりと味わって食べる
〇食物繊維が多く含まれるような、歯応えのある食材を使ったメニューにする
〇食材を大きく切り、またいろいろな食感の食材を組み合わせたメニューにする

次の章では、コツを押さえたおすすめレシピを紹介します!

咀嚼力を保つおすすめレシピ

根菜ごろごろ!ごぼうと人参の唐揚げ

根菜類は食物繊維が多く噛み応えがあるので、自然と噛む回数が増えて噛む力を鍛えられます。

▶「根菜ごろごろ!ごぼうと人参の唐揚げ」レシピはこちら

豚ばらブロック肉のポトフ

食材を大きく切るとあごを大きく動かして食べるため、噛む回数が増えて咀嚼力がアップします。

▶「豚ばらブロック肉のポトフ」レシピはこちら

発芽玄米で作る五目焼きおにぎり

発芽玄米は白米に比べて食物繊維が多く、噛み応えが出るので満足感も感じられます。その他、干ししいたけ、にんじん、こんにゃく、ごぼうなど咀嚼力がアップする食材を混ぜ込んだおにぎりです。

▶「発芽玄米で作る五目焼きおにぎり」レシピはこちら

しそ香る!きのことわかめの酢の物

きのことわかめは噛み応えのある食材です。咀嚼力が鍛えられ、早食いも防止できます。低カロリーの副菜なので、ダイエット中にもぴったりです。

▶「しそ香る!きのことわかめの酢の物」レシピはこちら

ピリカラ切り干し大根炒め

切り干し大根のような乾物類は、噛み応えがあり自然と噛む回数が増えます。作り置きにもぴったりの副菜です。

▶「ピリカラ切り干し大根炒め」レシピはこちら

まとめ

食材や調理法を工夫することが大切

噛む力を保つためには、まずは噛む回数が多くなるように自分で意識することが大切です。そして今回ご紹介したレシピを参考に、食材や調理方法を工夫したメニューで、噛む回数を増やすようにしてみましょう!

【参考文献】
・公益社団法人 日本歯科衛生士会/歯とお口の健康情報/噛む力を保ちましょう
(https://www.jdha.or.jp/pdf/health/hatookuchi_20200401_2.pdf) 閲覧日2021年7月15日
・公益社団法人 日本歯科衛生士会/歯とお口の健康情報/咀嚼機能を考えよう
(https://www.jdha.or.jp/pdf/health/hatookuchi_20190730_2.pdf) 閲覧日2021年7月15日

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