【お腹からきれいに!】「腸もみ」で健康的にダイエット

【お腹からきれいに!】「腸もみ」で健康的にダイエット

皆さんは「腸もみ」をご存じですか?腸もみとは、その名のとおり腸を揉むことです。近年、腸もみをおこなうことで、美容や健康にうれしい効果が期待できると注目されています。そこで今回は、腸もみの効果や方法について解説いたします。

「腸もみ」の基礎知識

腸も凝り固まっている?

腸は食物の消化や排泄、免疫機能など、さまざまな働きを担う器官であり、24時間年中無休で働き続けています。
そのため、身体と同じように疲労し、凝り固まり血行不良を起こしてしまうことがあります。

腸が凝るとどうなる?

腸が凝り固まり血行不良を起こすと、便秘や下痢などの排泄トラブルやお腹のハリ、肌トラブルなどさまざまな不調を引き起こす可能性があります。
そこでおすすめしたいのが腸もみです。身体が凝ったときや疲労を感じたときに、肩もみやマッサージなどをおこなうように、腸もみをおこなって腸をもみほぐすことが重要であるといわれています。

「腸もみ」をおこなうメリット

腸の動きが整い、便秘や下痢が改善!

便秘や下痢は腹痛やお腹の不快感、お腹のハリなどのつらい症状を引き起こすだけでなく、便秘によってお腹がぽっこりと出るので太って見えてしまう可能性もあります。腸もみによって腸の動きが整うと、便秘や下痢の改善につながりますので、さまざまな不快症状が改善したり、お腹がすっきりとスリムに見える効果が期待できます。

体温が上がって代謝アップ!

腸はとても長い臓器で、6m以上にもなります。また、身体に入ってきた食物の栄養素を効率よく吸収するため小腸の表面積はとても広く、なんとテニスコート1面以上の広さもあるのです。
長く、広い表面積をもつ腸は多くの血液を必要とするため、腸が凝り固まり血液循環が悪くなると腸の冷え、さらに全身の冷えの原因にもなります。
腸をほぐすと腸の血行がよくなるので、全身の血液循環も促されて体温が上がり、代謝アップにつながります。代謝を上げるとやせやすく、太りにくい体質に近づくので、ダイエットにとても重要です。

腸内環境が改善し、美肌に!

便秘になるとお腹の中に便がため込まれてしまい、腐敗が進むと有害物質が発生します。この有害物質が肌荒れの原因にもなるといわれていますので、若々しく美しいお肌を維持するためにも、便通を整えることが大切です。

「腸もみ」を実践しよう!

おすすめのタイミング

食後1時間くらいは避け、起床時・就寝前・食間・入浴中・入浴後などにおこなうとよいでしょう。

基本の小腸もみ

1.お腹を包み込むようなイメージで、おへその上に両手を重ねて置く。
2.手の位置を変えず、手首を使って時計回りに回転させる。
3.同じ動作を10〜20回ほど、息を止めないようにしてゆっくりとおこなう。

基本の大腸もみ

1.利き手を舌にし、人差し指・中指・薬指の第一関節が重なるように手を合わせる。
2.指の重なった部分を使い、右骨盤の内側・右肋骨の下・みぞおちの下・左肋骨の下・左骨盤の内側の5か所を、呼吸のリズムに合わせて押し込む。
3.左骨盤の内側(S状結腸の部分)は他の箇所よりもしっかりとぐりぐりと小さく回しながら刺激するとよい。

腸もみ深呼吸

1.お腹に両手をあて、6〜10秒かけてゆっくりと息を吐き切る。
2.息を吐き切ったら、3〜5秒かけて鼻から息を吸う。
3.10〜20回繰り返す。

腸もみストレッチ

1.腸もみ深呼吸と一緒におこなう。
2.イスに座った状態で、みぞおちの前で手を組む。
3.6〜10秒かけてゆっくりと息を吐きながら腕を前に伸ばし、背中を丸める。
4.息を吸いながら腕と背中を元の位置に戻す。
5.5〜10回繰り返す。

便秘もみ出し

1.身体の右側を下にして横たわり、左足を曲げて左ひざを床につける。
2.左手で左骨盤の内側(S状結腸の部分)をつまむようにしてもむ。

まとめ

「腸もみ」ですっきりお腹を手に入れよう!

いかがでしたか?腸もみは器具も広いスペースも不要で、気づいたときに手軽におこなえるので、忙しい現代人にぴったりです。お腹の調子が気になる方は、ぜひためしてみてくださいね。そして、内側からきれいをめざしましょう!

【参考文献】
真野わか著.1日1分腸もみ.大和書房2019.24.30.32.34.36.37p

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