【食べていないのに太るのはなぜ?】管理栄養士が徹底解明!原因はココにあった?!
やせたい時、まず初めに思いつくのが「食事制限」ということではないでしょうか。食べ物を制限すると自然と体重が落ちてきますが、それは一時的なもの。しばらくすると食べていないのに減らなくなったり、逆に増えたりしてストレスを感じたことはありませんか?今回は、食べていないのに太ってしまう原因を探りましょう。
2017年09月19日
食べていないのは食事だけ?
最近は糖質制限などの流行もあり、ご飯やパンなどの主食を食べなかったり、減らしたりすることが多いですね。しかしその代わりに間食をとっていませんか?カロリーゼロのお菓子やジュースなどを食べるより、食事をきちんととっておやつなどを控える方がダイエットには有効だと言えます。空腹でついおやつを食べるより、お腹にたまる食事をしっかりと食べておけばお腹も空かなくなりますよ。まずはおやつをやめることから始めましょう。他にも砂糖入りのコーヒーや紅茶、甘い水なども控えましょう。 ▶【太らないおやつワザ?!】小腹が空いたときに食べたいヘルシーおやつって?!
ごはんを減らして食べるものの種類に気をつけて!
ファーストフードや菓子パンなどで食事を済ませていませんか?これらを食事として取り入れる人は多いですが、菓子パンは高カロリーなお菓子です。また、ファストフードも脂質と糖質が多く含まれ、脂肪として体内にたまりやすいので注意しましょう。さらに、味が濃いものは塩分が多いということです。塩分が多い食事ばかりが続くとむくみの原因となり、むくみは肥満へと繋がります。
流行りのダイエット方法を取り入れすぎて…
サラダやスーパーフードだけの食事で満足していませんか?これらは食事の補助としてはとても優れていますが、それだけしか食べない食事では問題があります。糖質は脳のエネルギー源となり、たんぱく質は筋肉やあらゆる細胞などをつくっています。これらが不足すると疲れやすく、覇気がなくなり若々しさを保てなくなりますよ。
食べないでいると…
体がボロボロに
食べる量を減らしてしまうと、たんぱく質やミネラルやビタミンなどの体に必要な栄養素も減ってしまいます。たんぱく質は体内では水分の次に多くをしめており、肌や髪や細胞などあらゆる部位を作るのに必要な栄養素です。不足するとお肌がボロボロになったり、老化の原因になります
体調を崩しやすくなる
体の調子を整えるミネラルやビタミンの不足は、疲れやすくなったり、イライラしたりと体調を悪くする原因となります。また、肌荒れなどを招くことにも繋がります。これらの栄養素を野菜ジュースなどで摂るのも良いですが、殺菌・加熱処理や砂糖が入っていることもあり栄養価が減少している場合も考えられるので、できるだけ野菜そのものを食べることをおすすめします。 ▶【誤解されやすい?】「野菜ジュース」って本当に効果はあるの?!
基礎代謝をアップさせてやせる!
基礎代謝が高いと睡眠時や安静時もエネルギーとなって使用されます。筋肉を鍛えて筋肉量を増やすことは基礎代謝を上げるのでダイエットに効果的です。そのためには、1日3食のバランスが整った食事をとり、無理なく継続ができるような運動習慣を身につけましょう。運動によって食べた物を消費し、健康な体を作ることができますよ。 ▶【やせたい方は必見!】運動不足を手軽に解消する方法って?!
まとめ
いかがでしたか?食べないダイエットは思っている以上に体に負担をかけてしまいます。若いうちは良くても、将来病気になってしまう可能性も考えられます。今回ご紹介したことを参考にして、食べて動いてダイエット成功を目指しましょう。
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著者
北和世(管理栄養士)
管理栄養士になる前は営業の仕事に携わっていました。その頃の私は食事を大切にせず、痩せていたけれど常に風邪や便秘などの体調不良でした。その後「食」の大切さを実感し、資格取得のため1から勉強し直しました。資格取得後は病院・学校給食委託会社への勤務を経て現在は特定保健指導やコラムを執筆。より健康に美しくありたい皆さんの助けになれればと思っています。