【低脂質&高たんぱく】鱈の栄養素とヘルシーレシピ3選

【低脂質&高たんぱく】鱈の栄養素とヘルシーレシピ3選

淡白な味わいと柔らかい白身が特徴の鱈。鱈は今が旬で、特に美味しく食べる事が出来ます。そこで今回は、鱈の嬉しい栄養効果と鱈を使ったオススメレシピについて、管理栄養士が解説いたします!

2020年02月10日

鱈の基礎知識

たらふく=鱈のお腹?

日本で一般的に鱈と呼ばれているのは真鱈であり、水深500mほどに生息している海水魚です。鱈は冬が旬の魚で、12~1月にかけては特に脂がのっていて美味しい時期です。 たくさん食べる事を「たらふく食べる」と言いますが、この言葉は鱈の膨らんだお腹にちなんだものと言われています。

美味しい鱈(切り身)の見分け方

・白く透明感があり、ピンク色に濁っていない。 ・身にハリがあり、ぬめりがない。 ・皮に光沢がある。

鱈の栄養効果とは?

低脂質・高たんぱくなのでダイエット中でも安心!

鱈は脂質が少なく高たんぱくなので、ダイエット中のたんぱく質源として適した食材です。鱈自体の味は淡白なので、様々な料理に合わせやすい点も嬉しいですね。 たんぱく質は筋肉の材料となる栄養素として知られていますが、健康な肌や髪の毛ややせるために必要なホルモンの材料にもなる、とても重要な栄養素です。 ダイエット中はついたんぱく質を控えてしまいがちですが、カロリー控えめな鱈でしたら安心して食べられますね。

ビタミンDで骨粗しょう症予防!

ビタミンDはカルシウムやリンといった、骨を丈夫に保つのに役立つ栄養素の吸収を高める栄養素です。年齢が上がるにつれて骨粗しょう症のリスクが高まりますので、カルシウムと合わせてビタミンDも積極的に摂りたいですね。

ビタミンB12で貧血予防!

ビタミンB12は赤血球の形成に関与するビタミンであり、貧血の予防に効果が期待できると言われています。 貧血になるとめまいや立ちくらみ、息切れなどの症状が出るだけでなく、血液中のへもグロビンが減少する事で全身に酸素十分に運ばれなくなるため、代謝が落ちやせにくくなってしまう可能性もあります。 そのため、貧血を予防する事も健康的に綺麗にやせるダイエットには大切ですよ。 【貧血女子、必見】「かつお」を食べてるとやせ体質になる理由とは?

鱈を使ったおすすめレシピ

白身魚の野菜たっぷりレンジ蒸し

たんぱく質も野菜も一緒に摂れるバランスの良い一品です。100kcal以下と低カロリーな点も嬉しいですね! ▶「白身魚の野菜たっぷりレンジ蒸し」のレシピはこちら

かぶとたらのみぞれ鍋

旬の大根をたっぷり使った、優しい味わいのみぞれ鍋です。彩りの良い野菜も取り入れる事でビタミン・ミネラル豊富な一品に仕上がりますよ。 ▶「かぶとたらのみぞれ鍋」のレシピはこちら

鱈のアクアパッツア

簡単だけど豪華に見えるアクアパッツァはおもてなしにもオススメのメニューです。食材の旨味と塩分で、シンプルな味付けでも美味しく仕上がりますよ。 ▶「鱈のアクアパッツア」のレシピはこちら

まとめ

旬の鱈を食卓に取り入れてみましょう!

いかがでしたか?鱈は低脂質・高たんぱくで幅広い料理に合う鱈はとても優秀な食材です。旬の今は特に美味しいので、ぜひ鱈を食卓に取り入れてみて下さいね! 【今日のダイエット献立】ボリューム満点♪タラを使ったバランスごはん<492kcal>

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著者

藤井 歩(管理栄養士)

大学卒業後、給食委託会社・健康関連企業での勤務を経て、現在はフリーランスの管理栄養士としてオンラインでの栄養指導業務、特定保健指導、コラム執筆など栄養関係の様々な業務に携わっています。


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