【管理栄養士が教える】ダイエットのためにやっている3つのマイルール

【管理栄養士が教える】ダイエットのためにやっている3つのマイルール

世の中にはたくさんのダイエットに関する情報が出ているため、何を参考にしたら良いのか迷いますよね。そこで今回は、食の専門家である管理栄養士がダイエットで意識していることを3つご紹介します。「今年こそはダイエットしたい!」という方は必見です!

2020年02月11日

私にとってのダイエットとは?

「心身ともに健康な状態を維持すること」が目的

ダイエットと聞くと体重を落とすというようなやせることを連想しがちですが、ダイエットは必ずしもやせることが目的ではありません。私にとっては「心も体も健康で自分にとってベストな状態を維持すること」がダイエットの目的です。 ちなみに、Dietを和訳すると「日常の(飲)食物」、「(治療・体重調節などのための)規定食」と、体重を減らすことではなく、健康を維持するための食事を意味しています。 【参照】Weblio英和辞典・和英辞典「diet」 (https://ejje.weblio.jp/content/diet)

マイルールNo.1「朝の時間を大切にする」

朝食をしっかり食べて1日をスタートさせる

体を目覚めさせて1日をベストな状態を保つために、朝食は必ず食べます。朝食にはご飯やパンなどの主食、納豆や豆腐、卵など手軽に食べれる主菜、具沢山の味噌汁やスープにヨーグルトなどの副菜と、必ず3つが揃うようにし、手をかけずに簡単に食べれるものをルーティンにています。 また、昼食や夕食は過ごし方によって外食や中食になってしまうこともありますので、自分で調整できる朝食で不足しがちな野菜をしっかり摂るようにしています。

朝の時間になるべく体を動かす

夜にウォーキングやランニングをする、ストレッチをする、筋トレをする等といった目標を立てても、仕事で疲れてしまったり、家に帰るのが遅くなってしまったりすると目標を達成することが難しいこともあります。その反面、朝食と同じく朝の時間は自分で調整がしやすいため、朝の時間帯に体をなるべく動かすようにしています。 朝の通勤の時には階段を使ったり、1駅分歩いたりと、日常の活動で積極的に体を動かしています。朝に体を動かすことは頭と体を目覚めさせる効果もありおすすめです! 【どうしてダメなの?】管理栄養士が語る「朝食抜きダイエット」がNGな理由

マイルールNo.2「大きな目標は作らない」

最低目標または達成出来なかった時の打開策を用意

ついつい大きな目標を立ててしまいますが、ダイエットは毎日続けることが大切ですので、達成可能な目標を立てるようにしています。目標は立てたものの、達成出来ずに落ち込んでモチベーションが下がってしまうと、本来のダイエットの目的の健康を維持することが出来なくなってしまいます。そのため、目標を立てる時は最低目標と打開策を用意します。 例えば、1日10,000歩という目標に対しては、「最低でも8,000歩」、お酒は3杯までにするという目標に対しては、「出来なかった時には翌日休肝日、または1杯までにする」といった打開策を用意して目標を続けることを大切にしています。

マイルールNo.3「我慢するのではなく、ご褒美に」

我慢することで欲求が増して負のループに

ダイエットをすると「〇〇を食べてはいけない」といったように食べ物を我慢してしまう傾向がありますが、我慢をすることはかえって食べ物への欲求が増しストレスになってしまいます。 だからこそ、我慢するのではなく、何か目標が達成出来た時や、頑張った時のご褒美として特別な存在にしています。ご褒美として食べることで「また次食べられるように頑張ろう!」と、モチベーションアップにも繋がります。

まとめ

ダイエットは減量大会ではなく、維持することが大切

今回は私のダイエットに対する考えとマイルールを3つご紹介しました。ダイエットのサポートをしていると、時にダイエットを減量大会のように一時的なイベントで捉えている方がいらっしゃいます。減量に成功したとしてもそこでダイエットは終わりではなく、その後維持することがダイエットでは一番大切だと私は思います。 また、ダイエットにおいて食べてはいけないものはありません。食べてはいけないのではなく「何を」「いつ」「どのくらい」食べるかがキーポイントです。しっかり食べて健康的なダイエットをするためにも、食の専門家である管理栄養士に是非ご相談ください! 【早食いはもうやめて!】今日から始められる「食べ方改善ダイエット」

【やせ習慣が身につく】管理栄養士が食生活をコーディネートするアプリって?

まずは無料でスタート♪食事を撮るだけ、プロから食事のアドバイスが届く!

  • 専属の管理栄養士がダイエットをサポート
  • 食制限なし!正しく食べて身につく「やせ習慣」♪
  • 管理栄養士が、写真を目で見て丁寧にアドバイス。AIではありません!
  • 「あってるかな?」そんな食事のお悩みを正しい知識でアドバイス

著者

河村 桃子(管理栄養士)

管理栄養士として病院やクックチル(食材を調理加熱したあとに急速に低温冷却しチルドの状態で管理する調理法)のコンサルティング、栄養専門学校講師の業務に携わる。現在はフリーランスの管理栄養士として、「今日の食事で明日の自分は変わる」をモットーに、コラム執筆や特定保健指導、レシピ提案、食事講座など働く大人の食事サポートを行っている。


カテゴリ別ニュース