【食卓から春を迎えよう!】そらまめの栄養とおすすめレシピ

【食卓から春を迎えよう!】そらまめの栄養とおすすめレシピ

「そらまめ」は、春らしい鮮やかな緑色、そして豊かな香りが特徴です。出回る時季が限られているので、見かけたときにはぜひ食べたい食材です。春を感じられるだけでなく、そらまめは栄養価も豊富なんです。今日はそらまめのおすすめレシピもご紹介します。

2020年04月05日

そらまめってどんな豆?

どんな栄養があるの?

そらまめは、さやが上向きに空に向かって枝につくことから、「空豆」と呼ばれるようになりました。また、さやが蚕がつくる繭のようなので、「蚕豆」と書くこともあります。完熟した豆は煮豆などに使われ、私たちが塩茹でにしたり、そら豆ごはんとして食べるものは、豆が未熟のものです。主に含まれる栄養素はたんぱく質と炭水化物、そしてビタミンB類、C、カリウム、鉄、食物繊維なども豊富です。 出典:食材健康大辞典 時事通信出版局2005年出版

そらまめの栄養

からだづくりに重要なたんぱく質が豊富!

さやに入っている未熟なそらまめは、野菜として食べられますが、野菜の中ではたんぱく質が多く含まれます。たんぱく質は臓器や筋肉など、からだをつくる大切な成分です。 たんぱく質はからだの中で分解と合成を繰り返してつくり替えられています。そのため、毎食で補給することが大事です。肉や魚よりも低カロリーなので、ダイエット中のたんぱく質源にぴったりです。 【ダイエットの王道食材】しっとりやわらか「ささみレシピ」3選

美容ビタミンB2が豊富!

そらまめはビタミンB群が多く含まれ、中でもビタミンB2が多いのが特徴です。ビタミンB2は糖質、脂質、たんぱく質のエネルギー代謝を助けます。特に脂質の代謝のときに多く使われるため、からだに脂肪を貯めないためにも大切な栄養素です。 また、ビタミンB2は美容ビタミンと呼ばれ、皮膚や髪の毛の細胞の保護や再生を助けるので、肌荒れを防いだり髪を美しく保つ働きをします。

高血圧予防に大切なカリウムが豊富!

カリウムはナトリウムとともに、常に一定の濃度になるようにお互い調整し合っています。ナトリウムの濃度が上がると、カリウムが働いて排泄しやすくします。ナトリウムを摂りすぎることで起こる高血圧を予防するには、カリウムを摂ることが大切です。

管理栄養士おすすめレシピ

そらまめを美味しく食べるポイント

そらまめは、ふかふかのさやにしっかりと守られているため、さやから出すと一気に傷みが進みます。なるべくさやつきのものを買い、さやから出したらすぐに調理しましょう。 塩茹でするときは、お湯に酒を少量入れると、独特の臭いが軽減します。食感が残るようにさっと茹でることがポイントです。

おすすめレシピ①

◎鶏もも肉とそら豆のコンソメ蒸し そらまめの緑、ハムのピンクで春らしい一皿です。鶏肉の皮を除いているのでカロリーが抑えられています。 ▶「鶏もも肉とそら豆のコンソメ蒸し」レシピはこちら

おすすめレシピ②

◎ソラマメのポタージュ そらまめの味と香りを楽しめるメニューです。ひと口食べるだけで春を感じられます。春のおもてなしの食卓にいかがですか。 ▶「ソラマメのポタージュ」レシピはこちら

美味しく食べて春の訪れを感じましょう

季節を感じることも大切です!

食卓から季節を感じること、これも食事の大きな役割の1つです。そらまめから、春のパワーをたくさんいただきましょう。そらまめを見かけたら、ぜひ作ってみてくださいね。 【今が旬の春の味】新玉ねぎの美味しい食べ方って?

【やせ習慣が身につく】管理栄養士が食生活をコーディネートするアプリって?

まずは無料でスタート♪食事を撮るだけ、プロから食事のアドバイスが届く!

  • 専属の管理栄養士がダイエットをサポート
  • 食制限なし!正しく食べて身につく「やせ習慣」♪
  • 管理栄養士が、写真を目で見て丁寧にアドバイス。AIではありません!
  • 「あってるかな?」そんな食事のお悩みを正しい知識でアドバイス

著者

原 美香(管理栄養士)

食べることが大好きで大学で栄養学を学ぶ。卒業後は食品会社を経て、管理栄養士の会社で特定保健指導、スーパーや惣菜店のメニュー開発等に携わる。現在はオンラインでのコラムを執筆中。1男1女の母としても奮闘中! 生活を楽しく豊かにしていく食事を目指しています!


関連キーワード

カテゴリ別ニュース