【食欲がないときにはこれ!】薬味以外にも使える「みょうが」を使ったレシピ5選

【食欲がないときにはこれ!】薬味以外にも使える「みょうが」を使ったレシピ5選

薬味といえば思い浮かべる人も多いように、独特の香りと爽やかな味が特徴のみょうが。料理に添えられていることが多いのですが、実は料理への活用の幅が広い食材です。今回は、みょうがにまつわる逸話と、薬味以外での活用レシピを紹介します。

2020年06月06日

みょうがの基礎知識

食用にしているのは日本だけ

みょうがはショウガ科の植物で、原産地は熱帯アジアです。私たち日本人には馴染みのある野菜ですが、食用として栽培しているのは日本だけです。そのため、みょうがは英語で“Japanese ginger”または“myoga”と言います。

旬はいつ?

そうめんや冷奴など、夏の時期に欠かせない薬味のイメージが強いように、旬は6月から10月と夏から秋にかけてです。私たちが主に食べている赤い色をしたみょうがは花茗荷と呼ばれるもので、花が咲く前の花穂です。 つまり、私たちは普段、つぼみの部分を食べていることになります。花茗荷でも、6月から7月頃に出回るものが夏茗荷、8月から10月頃に出回るものは秋茗荷と呼ばれ、秋茗荷のほうが大きくふっくらとしています。

みょうがの独特の香りを料理に活用しよう!

香りの正体はα-ピネン

みょうがの独特な香り成分はα-ピネンという精油成分です。ヒノキやローズマリー、春菊などの香りと同じです。薬味として料理に添えるイメージが強いみょうがですが、α-ピネンの香りを料理に生かすことで様々なメリットがあります。

減塩できる

香り成分を生かすことで、薄味でも美味しく食べることができます。また、みょうがにはカリウムが多く含まれていますので、体内で不要なナトリウムを尿として排出してくれるのを助けてくれます。血圧が気になる方、むくみやすいという方におすすめです。

食欲がない時に

α-ピネンには食欲を増進させて、消化を助けてくれる効果があります。旬を迎える6月は、湿気が多く体調が優れず食欲が低下しがちですので、みょうがを料理に活用することをおすすめします。 【脇役なんて言わせない!】きゅうりを丸ごと楽しむレシピ5選

薬味以外にも使える!みょうがのおすすめレシピ5選

みょうがのまぜごはん<237kcal>

みょうがと白米の相性は抜群です。さわやかな香りと、みょうがのシャキシャキした食感が楽しめます。お弁当やおにぎりにもおすすめです! ▶【みょうがのまぜごはん】のレシピはこちら!

ゴーヤとみょうがの甘酢おかか和え<13kcal>

食欲がない時でも食べやすい、ゴーヤとみょうがでさっぱりとした和え物。ゴーヤはビタミンCが豊富に含まれているので、紫外線による肌へのダメージが気になる時期にピッタリな食材です。 ▶【ゴーヤとみょうがの甘酢おかか和え】のレシピはこちら!

トマトとみょうがのめんつゆマリネ<40kcal>

めんつゆを使った和風のマリネ。そのまま小鉢として食べても良いですし、そうめんの上にトッピングしたり、冷製パスタに使っても良いですね♪ ▶【トマトとみょうがのめんつゆマリネ】のレシピはこちら!

茗荷のさっぱり玉子とじ<150kcal>

卵とじにみょうがを加えてさっぱりと仕上げた一品。ご飯やうどんにかけても美味しく頂けますよ。 ▶【茗荷のさっぱり玉子とじ】のレシピはこちら!

ツナとオクラの香味和風パスタ<391kcal>

ツナのコクに香味野菜の爽やかさをプラスした和風パスタ。和風パスタは塩分が多くなりがちですが、香味野菜を使うことで塩分量を抑えられます◎ ▶【ツナとオクラの香味和風パスタ】のレシピはこちら!

まとめ

みょうがのアレンジ料理に挑戦してみよう!

今回は薬味の定番であるみょうがについてお伝えしました。今回は紹介していませんが、甘酢などの調味液に漬けて料理に加えるのもおすすめです!料理にもっと活用して、みょうが料理の新たな可能性を見つけてみてはいかがでしょうか。 【旬の野菜】トマトを使った1週間献立

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著者

河村 桃子(管理栄養士)

管理栄養士として病院やクックチル(食材を調理加熱したあとに急速に低温冷却しチルドの状態で管理する調理法)のコンサルティング、栄養専門学校講師の業務に携わる。現在はフリーランスの管理栄養士として、「今日の食事で明日の自分は変わる」をモットーに、コラム執筆や特定保健指導、レシピ提案、食事講座など働く大人の食事サポートを行っている。


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