【野菜なのにたんぱく質も?】旬の野菜「グリンピース」の栄養価を管理栄養士が解説!
春先から旬になるグリンピースは、彩りが良いだけでなく、栄養価も高いのをご存知でしょうか。今回、管理栄養士がグリンピースの選び方や保存法など、知っておくとお得な豆知識やレシピを紹介したいと思います。
2021年03月17日
グリンピースの選び方や保存法は?
さやつきを選ぶのがベスト
グリンピースは、さやつきのものを選ぶようにしましょう。すでにむいてあるものだと、乾くのが早くなってしまうためです。また、さやつきの中でも、鮮やかな緑色で、ふっくらとした丸みとハリのあるものを選ぶのがベストです。
購入後、塩茹でして冷凍保存も◎
グリンピースは乾燥に弱いため、生で保存する場合はビニール袋に入れて野菜室に入れましょう。あるいは、購入後すぐに塩茹でするのがおすすめです。茹でたものは冷凍保存もできますよ。 【長崎県のご当地食材】春も夏も楽しめる!アスパラガスの歴史
グリンピースの栄養
たんぱく質を含む野菜
生のグリンピース100gに含まれる栄養価を、こちらの表にまとめました。 グリンピースは野菜類に属しますが、表から分かるように豆類特有のたんぱく質や糖質を含みます。また、食物繊維の中でも特に不溶性食物繊維を多く含みます。不溶性食物繊維は、水分を吸収して便の容積を増やすことで、腸のぜん動運動を活発にして排便を促します。便秘がちな方にもおすすめな食材の1つです。 【静岡県の特産物】贈り物にも喜ばれる「はるみ」とは?
グリンピースを使ったおすすめレシピ3選
レシピ1:グリンピースのオイルおにぎり
白米にグリンピースを混ぜておにぎりにするだけで、彩りが良くなります。また、オリーブオイルをプラスすると、冷めてもしっとりとふっくら感のあるおにぎりになります。 ▶︎「グリンピースのオイルおにぎり」のレシピはこちら
レシピ2:グリンピースの温サラダ
2つ目のおすすめレシピは、見た目も華やかで可愛い温サラダ。冷凍のグリンピースを使用しているので、時間がないときなど、なるべく手間をなくしたいときにもおすすめです。 ▶︎「グリンピースの温サラダ」のレシピはこちら
レシピ3:鶏とまいたけのデミグラスソース風
こちらは、低脂肪で低カロリーな鶏胸肉を使った一品なので、ダイエット中の方にも◎。ご飯にもパンにも合うため、大活躍すること間違いなしのレシピです!グリンピースの緑を加えるだけで、一気に彩りが良くなります。 ▶︎「鶏とまいたけのデミグラスソース風」のレシピはこちら
まとめ
彩りが豊かになるグリンピースは栄養面も◎
今回、グリンピースの豆知識やレシピを紹介しました。食物繊維が豊富でたんぱく質も含むグリンピースは、栄養価が高いだけでなく料理を華やかにしてくれます。また、噛みごたえもあるため、少量でも満腹感を与えてくれます。今回紹介したレシピを参考に、旬のグリンピースの味を堪能してみてはいかがでしょうか。 【参考文献】 「春・冬の旬野菜グリーンピース」(JAグループ) https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=31 (2021年1月30日) 「便秘の予防と食事」(公益社団法人千葉県栄養士会) https://www.eiyou-chiba.or.jp/commons/shokuji-kou/preventive/benpi/ (2021年1月30日)
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著者
ウィリアムズ 早苗(管理栄養士)
大学卒業後、食品会社にてメニュー開発を経験。現在はオンラインでの栄養指導や、メディアでの執筆をしています。私たちが抱えている、食や健康に関しての問題点に注目し、それに向けての解決策の糸口となるようなお手伝いが出来る事をモットーにしています。