【そのまま食べるだけじゃない!】管理栄養士が「ヨーグルト」の意外な活用レシピを伝授

【そのまま食べるだけじゃない!】管理栄養士が「ヨーグルト」の意外な活用レシピを伝授

大きいパックに入ったヨーグルトは、なかなか使いきれずに余ってしまうことはないでしょうか?そのまま食べるのもおいしいですが、飽きてしまいがちですよね。でも、大丈夫です!実はヨーグルトは料理やお菓子など、意外と幅広く使える万能食材!今回はヨーグルトの活用方法について管理栄養士が簡単にお伝えしますので、是非参考にしてみてください。

2020年08月22日

ヨーグルトの栄養と効果

ヨーグルトは牛乳に乳酸菌を加えて発酵させてできたものです。種類はプレーンや砂糖入り、果肉が入っているもの、液状のドリンクタイプなど様々な商品が売られています。中でもプレーンヨーグルト(全脂無糖)は100g当たり約62kcal、普通ヨーグルト(脱脂加糖)は100g当たり約67kcalです。 主な栄養素はたんぱく質やカルシウムであり、今注目の乳酸菌も多く含まれています。そんなヨーグルトには、具体的にどのような効果があるのかをご紹介しますね。

お腹の調子を整えて便秘を解消

ヨーグルトには腸内にいる乳酸菌の一種であるビフィズス菌が多く含まれており、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれる働きがあるため、便秘予防に役立ちます。

生活習慣病を予防

ヨーグルトに豊富に含まれているビフィズス菌にはコレステロールの吸収を抑え、コレステロールを減少させる効果も期待されており、動脈硬化などの生活習慣病の予防に役立ちます。

イライラ、骨粗鬆症を防ぐ

ヨーグルトは、原材料である牛乳に含まれるカルシウムが乳酸と結びつき、体内に吸収されやすい乳酸カルシウムとなっているため、カルシウムの吸収率が高まり、普段の食事では不足しがちなカルシウムを補うことができます。 カルシウムには丈夫な骨をつくる働きがあるので、女性に多い骨粗鬆症の予防などにも効果が期待されています。イライラを抑えて精神を安定させる効果もありますよ。ヨーグルトは料理やお菓子などにも幅広く活用できますので、ご紹介しますね。

ソースやドレッシングに

ヨーグルトはそのまま食べるだけでなく、料理にも使えます。ヨーグルトを使うことでさっぱりとしたなめらかな味わいになりますよ。ソースやドレッシング、煮込み料理、カレーの仕上げにも使うことができます。ソースやドレッシングにする場合は、ヨーグルトを使用することで、マヨネーズやタルタルソース、ごまドレッシングなどよりもエネルギー量を減らすことができます。 さらに、ヨーグルトに含まれてる乳酸菌は、お肉の繊維をほぐしてくれるため、漬けておくだけでお肉を柔らかく仕上げることができますよ。お肉を漬けるときは、ヨーグルトだけでなく、調味料も合わせておくと、下味を付けるのも簡単です。

鶏胸肉のソテー トマトヨーグルトソース

低脂肪で高蛋白質な鶏むね肉のソテー。ヨーグルトやトマトを使ったソースは煮詰めることで旨味が凝縮。少ない塩分でも大満足♪ ▶「鶏胸肉のソテー トマトヨーグルトソース」レシピはこちら

きゅうりのヨーグルトドレッシングサラダ

ヨーグルトを使ったカレーに合う簡単ドレッシング! カリウム豊富なきゅうり入りで、混ぜるだけのシンプルドレッシングです。 ▶「きゅうりのヨーグルトドレッシングサラダ」レシピはこちら

おやつ・デザートに

ヨーグルトをおやつやデザートとしてそのまま食べたり、小腹が空いた時に手軽にとれる飲むヨーグルトも活用するのもおすすめです。糖質が多い菓子類、スナック菓子を食べるよりは、たんぱく質やカルシウム、乳酸菌もとれるので、体にいいおやつになりますよ。 ダイエット中ならば、低糖や無糖のヨーグルトや飲むヨーグルトを選んで、エネルギーを抑えましょう。そのほか、レシピの取り入れ方次第ではケーキやティラミスの材料にすることもできますよ。

ゆずと甘酒のレアチーズケーキ風

甘酒のやさしい甘みが美味しいゆず風味のヨーグルトデザート! ▶「ゆずと甘酒のレアチーズケーキ風」レシピはこちら

ティラミス風デザート♪

ヨーグルトとマシュマロで作る低脂肪なティラミス風のデザート。パルメザンチーズ入りなので、コクもありカルシウム補給にも◎ ▶「ティラミス風デザート♪」レシピはこちら

果物と相性バッチリ!

ヨーグルトに含まれる豊富な乳酸菌は便秘解消に役立ちますが、果物や野菜などに含まれる食物繊維も腸内環境を整える働きがあり、便秘解消に効果的です。さらに、果物には皮膚を丈夫にするコラーゲンの合成に不可欠なビタミンCも豊富です。ヨーグルトに含まれているたんぱく質と合わせてとることで、より美肌作りに役立ちますよ。 また、ビタミンCには骨粗鬆症の予防やイライラを鎮めるカルシウムの吸収率を上げる働きもあります。ヨーグルトは加糖ではなく、低糖や無糖のものを選んでエネルギーを抑え、果物を一緒に食べ合わせて、果物の甘さで美味しく食べましょう。 【南国気分が味わえる!】トロピカルフルーツを使ったデザートレシピ5つ

水切りヨーグルトのレンチンりんごコンポートのせ

水切りしたヨーグルトはマスカルポーネチーズのような食感に♪最小限のお砂糖と材料で、ちょっとひと手間でお店で食べるようなスイーツに! ▶「水切りヨーグルトのレンチンりんごコンポートのせ」レシピはこちら

小松菜リンゴヨーグルトジュース

むくみを予防するカリウムが豊富なりんごと小松菜を使った一杯!カルシウム豊富なヨーグルトも加えて、栄養バランスアップ! ▶「小松菜リンゴヨーグルトジュース」レシピはこちら

まとめ

ヨーグルトは便秘解消や生活習慣病の予防、イライラ解消や骨粗鬆症の予防などの働きも期待されており、そのまま食べるだけでなく、料理やお菓子などにも活用できますよ。今回ご紹介したレシピも参考にしながら、是非、いろいろと試してみてくださいね。 【5月15日はヨーグルトの日】ヨーグルトの魅力と美味しいレシピをご紹介

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著者

DietPlus管理栄養士(管理栄養士)

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