【食べるだけでやせる！】管理栄養士が「朝食」でやせる4つの秘密を教える！

１．エネルギー消費量がUPする

夜寝ている間、人の身体は機能が抑えられた状態となり、体温も下がっています。しかし、朝食を食べることで身体の機能が目覚めて体温が上がります。体温が上がる事で、基礎代謝(安静にしている時に、生命維持のために消費される必要最小限のエネルギー代謝量)もUPします。基礎代謝は1日の消費エネルギーの6割を占めているので、基礎代謝を上げることはダイエットにとって非常に重要なポイントになるのです。

2．やる気や集中力がUP

脳の唯一のエネルギー源は、炭水化物が分解される事で出来るブドウ糖です。朝食でご飯やパン、果物などの炭水化物が多く含まれる食品を摂る事で脳へのエネルギー源となるブドウ糖を補給でき、やる気や集中力UPにつながります。やる気がUPすると自然と活動量が増え、消費カロリーが増えることでしょう。また、脳のエネルギーが不足するとイライラ感を感じやすくなり、つい甘い物に手が伸びてしまうと言います。すると結果的に摂取カロリーが増えてしまう可能性があります。

3．便通を整える

朝食を摂る事で腸の蠕動運動が活発になり、便秘解消につながります。便秘になるとお腹が張るなどの不快感を感じるだけでなく、お腹がポッコリと出て太っているように見えてしまったり、腸の動きが悪くなり全身の代謝が落ちてしまったり、老廃物がたまる事で肌荒れなどの原因にもなります。このため、便秘を解消する事はダイエットにも美容にも重要ですよ。

4．体脂肪がつきにくくなる

朝食を抜くと、前日の夕食から昼食まで何も食べない状態になるため、食事の間隔がかなり空いてしまいます。食事の間隔が空きすぎると身体が危機感を感じ、必要以上に体脂肪をため込もうとしたり、少ないエネルギーでも活動できるような体質になってしまう可能性があります。そのため、1日3食規則正しく食事を摂り、身体を安心させてあげる事も、体脂肪をため込みにくい体作りには大切です。 ▶【やせたいなら食べる！】管理栄養士がおススメする「朝ごはんレシピ集」を大公開！

主食・主菜・副菜の3点セットが理想的！

栄養バランスの良い食事の基本は、主食（ごはん・パン・麺類などの炭水化物）、主菜（肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質）、副菜（野菜・海藻類・きのこ類などのビタミンミネラル）の3点セットがそろった食事となります。これを揃えることで、必要な栄養をまんべんなくとることができるので、代謝を落さずキレイにやせるダイエットにつながります。しかし、朝は時間がなく実行するのが難しい…という人も多いのではないでしょうか？そこで今回は、忙しい朝でも手軽に出来るオススメレシピを紹介します！

玄米ご飯の納豆小松菜TKG

朝食の定番であるTKG(玉子かけご飯)に、たんぱく質豊富な納豆やビタミン・ミネラル豊富な小松菜を加えた一品です。小松菜に含まれるβ-カロテンやビタミンEは脂溶性なので、ごま油で和える事で吸収率がアップしますよ。 ▶「玄米ご飯の納豆小松菜TKG」レシピはこちら

しらすとトマトのトースト

トッピングして焼くだけの簡単トーストです。トマトには強い抗酸化作用を持つリコピンが豊富なので、アンチエイジングや生活習慣病予防なども効果も期待できますよ。 ▶「しらすとトマトのトースト」レシピはこちら

豆乳パンケーキの朝食ワンプレート

休日の朝など、少し時間に余裕がある日に作りたいオシャレなカフェ風ワンプレートメニューです。オムレツはレンジで作るので簡単なうえに、油を使わない分カロリーを抑えられヘルシーです。 ▶「豆乳パンケーキの朝食ワンプレート」レシピはこちら

いかがでしたか？朝食をとる事はダイエットにも美容にも、とても大切です。今まで朝食を食べる習慣がなかったという方は、まずは果物やヨーグルト、豆乳など、何かしら口にするところから始めていきましょう！是非参考にしてみてくださいね♪ ▶【そのまま食べるだけじゃもったいない！】管理栄養士が「ヨーグルト」の意外な活用レシピを伝授！