【知らないと損】野菜をどんどん食べたくなるメニューとは?

【知らないと損】野菜をどんどん食べたくなるメニューとは?

野菜を食べないといけないと分かっていても、なかなか充分に摂れない方も多いのでは?アメリカの大学では「美味しそうな野菜の料理名だと、野菜をもっと食べたくなるのではないか」という研究が行われています。今回、管理栄養士がこの研究結果を反映しつつ、私たちが根本的に野菜をもっと食べたくなるメニューや注意点について説明したいと思います。

2020年02月21日

そもそも、私たち日本人の野菜摂取量の現状は?

みなさんは、野菜を1日にどのくらい食べたら良いかご存知でしょうか?健康日本21の野菜の平均目標量は、350gとされています。 厚生労働省の調査にて、平成29年に行われた国民健康・栄養調査の結果では、野菜摂取量の平均値は288.2gでした。目標量に及ばなかったことから、私たち日本人は、平均的に野菜摂取量が不足しているのが現状です。 【1本丸ごと!】大根を美味しく食べるレシピ5選

アメリカで行われた研究の内容とは?

研究方法とは?

さて、気になるアメリカの研究内容について見ていきましょう。5つのアメリカの大学の学生食堂にて、男女の大学生に対して、味覚重視の野菜の料理名が野菜摂取量を増加させるかどうかが検証されました。 185日間にわたって、24種類の違う野菜について、137842人の食事選択を調査したところ、ほとんどの学校は、味覚重視の料理名と健康重視な料理名、どちらにも属さない中立的な普通の料理名が用意されました。

気になる結果は?

味覚重視の料理名が人気?

味覚重視の料理名は、野菜の選択を健康重視の料理名に比べて29%、基本的な料理名に比べて14%増加させました。研究結果を反映しても、美味しそうな料理名は、やはり私たちの食欲をそそるのは納得できますよね。

美味しそうな野菜の料理名で気をつけたいポイントは?

ポイント1:油を沢山使った料理名は、出来るだけ昼に食べましょう。

野菜の天ぷらが、この代表だと思います。野菜の天ぷらなど油を沢山使ったメニューは、食欲をそそるものの、油を沢山吸収するので、それだけ脂質やカロリーが高くなってきます。できるなら、代謝が活発なお昼に食べ、大根おろしやネギと一緒に、代謝を促しましょう。

ポイント2:マヨネーズやオイルの入ったドレッシングは量に注意しましょう。

サラダなどにかけるドレッシングも要注意です。せっかく沢山野菜を食べても、その分、マヨネーズやオイルたっぷりのドレッシングをたっぷりかけてしまうと、その分カロリーや脂質が高くなってしまいます。マヨネーズやオイルの入ったドレッシングは量を控えめに使うようにすると、脂質による余分なカロリーを大幅にカットすることができます。 【市販より手作りが◎】簡単「ヘルシードレッシング」レシピ3選

美味しそうな名前の野菜のレシピを紹介

レシピ1:にんにくバターで!絶品大根ステーキ

ニンニクバターと聞いて、香ばしく美味しそうな大根ステーキとイメージできるのではないでしょうか。作り方も簡単で、レンジであらかじめ加熱することで、時短につながります。 ▶︎「にんにくバターで!絶品大根ステーキ」のレシピはこちら

レシピ2:ガリッとスパイシー!山芋でフライドポテト

外がガリッとした食感で、中がトロッとした絶妙な食感の上に、ブラックペッパーを効かせた山芋フライドポテトです。沢山の油で揚げてカリッとさすのではなく、チーズを衣のように山芋にまといながら、フライパンで焼くので、それほどカロリーもあがりません。 ▶︎「ガリッとスパイシー!山芋でフライドポテト」のレシピはこちら

まとめ

食べたくなるような野菜メニューを選びましょう。

今回、アメリカの大学で報告された研究を解説しつつ、食べたくなるような野菜のメニューを紹介しました。健康的な野菜メニューだけに集中して、なかなか野菜の摂取量が伸びなかった人は、今回紹介した注意点を見つつ、食べたくなるような野菜メニューも取り入れてみてはいかがでしょうか。 出典: 「栄養の前に風味を強調すると、健康的な食事が促進されます。」(国立健康・栄養研究所) https://www.nibiohn.go.jp/eiken/linkdediet/news/FMPro%3F-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=68375&-lay=lay&-Find.html 「平成29年 国民健康・栄養調査」(厚生労働省) https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000351576.pdf 「健康日本21(第二次) 目標項目一覧」(厚生労働省) https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000166300.pdf

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著者

ウィリアムズ 早苗(管理栄養士)

大学卒業後、食品会社にてメニュー開発を経験。現在はオンラインでの栄養指導や、メディアでの執筆をしています。私たちが抱えている、食や健康に関しての問題点に注目し、それに向けての解決策の糸口となるようなお手伝いが出来る事をモットーにしています。


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