【早く治したい】口内炎を予防・改善するポイントを管理栄養士が解説

【早く治したい】口内炎を予防・改善するポイントを管理栄養士が解説

食べたり飲んだりするだけで痛い口内炎。食事も美味しく食べられないし、気になってしまいますよね。そこで今回は、口内炎に効果が期待できる栄養素やおすすめレシピについて、管理栄養士が解説します。

2020年02月21日

口内炎の基礎知識

口内炎ってどんなもの?

口内炎とは、口の粘膜に炎症が起こった状態を言います。食生活の乱れや睡眠不足、疲労、体調不良、ストレス、キズ(噛んでしまった部分が炎症を起こしてしまった)、ヤケドなど、様々な事が原因で口内炎ができます。 唇や舌、歯茎など様々な部位にでき、痛みが強いため食べたり飲んだりが億劫になってしまうこともあります。

口内炎を予防・改善するポイント

栄養バランスを整えましょう!

口内炎の予防・改善のためには、主食・主菜・副菜の3点セットがそろったバランスの良い食事を規則正しく食べることが基本となります。 また、口内炎の改善に効果が期待できる栄養素をいくつかご紹介しますので、お食事に取り入れてみて下さいね。 ・ビタミンB2…粘膜や皮膚の保護に役立つ栄養素。 (例)レバー、うなぎ、サバ、納豆、卵、乳製品など ・ビタミンB6…たんぱく質の合成に関わる栄養素。 (例)マグロの赤身、カツオ、サンマ、バナナなど

歯磨きとうがいで口腔内を清潔に保つ

細菌の増殖を抑えるため、食後は丁寧に歯磨きしましょう。歯磨きをするのが難しい時はうがいだけでもすると良いですね。

身体をゆっくりと休ませる

口内炎は疲れや身体の不調によって起こることもあります。自覚がなくても疲労がたまっている可能性がありますので、早めに寝るようにしたり、お風呂にゆっくりと入るなど、疲れをとるような工夫をしてみましょう。 【1分エクササイズ】安眠にも効く!腰の筋肉を緩めてリラックス!

口内炎が痛む時は刺激が少ない物を食べましょう

口内炎ができている時は食べるのが億劫になってしまいますが、早く治すためにもきちんと栄養を摂って頂くのが望ましいです。口内炎の痛みがある時は以下のような工夫をすることで食べやすくなります。 ・辛い物や酸っぱいものなどの刺激物は避ける。 ・あまり噛まずに食べられるよう、食材は柔らかく加熱する。 ・熱すぎる物や冷たすぎる物は避ける。 ・薄めの味付けを心がける。

口内炎におすすめのレシピ

玄米ご飯の納豆小松菜TKG

定番メニューのTKGも、納豆をプラスすることでより滑らかで食べやすい食感になります。抗酸化ビタミン豊富な小松菜も加えた、ビタミンたっぷりの一品です。 ▶「玄米ご飯の納豆小松菜TKG」のレシピはこちら

ねぎま鍋

手脂質・高たんぱくでビタミンB6が豊富なマグロを使った鍋物です。よく煮込むことで食材が柔らかく、食べやすくなりますよ。 ▶「ねぎま鍋」のレシピはこちら

ルー無しでヘルシー★クリームシチュー

市販のルーを使わないクリームシチューは優しい味に仕上がります。まろやかな牛乳は刺激が少なく、食べやすいですよ。 ▶「ルー無しでヘルシー★クリームシチュー」のレシピはこちら

まとめ

辛い口内炎を乗り切りましょう!

いいかがでしたか? 口内炎を予防・改善するためにも生活習慣や食事の内容を見直してみるのもオススメです。ポイントを抑えて、辛い口内炎を乗り切って下さいね。 【代謝を促してやせ体質へ】ダイエットにも嬉しい「夜ヨガ」3選

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著者

藤井 歩(管理栄養士)

大学卒業後、給食委託会社・健康関連企業での勤務を経て、現在はフリーランスの管理栄養士としてオンラインでの栄養指導業務、特定保健指導、コラム執筆など栄養関係の様々な業務に携わっています。


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