【ちょっとした一手間が◎】缶詰を使ったおすすめレシピまとめ

【ちょっとした一手間が◎】缶詰を使ったおすすめレシピまとめ

自然災害の影響などによって、常温で保存できる缶詰を常備しているご家庭も増えてきていますよね。また、近年サバ缶が大ブームを起こし、缶詰の良さが再認識されています。今回は常備している缶詰をそのまま食べるのではなく、料理に活用することのメリットと、おすすめレシピをまとめて紹介します!

2020年05月20日

缶詰を料理に使うメリットとは?

①時短

料理を作るときは食材を切る、ゆでる、煮るなどと案外時間がかかりますよね。調理時間を少しでも短くさせるために役立つのが缶詰です。すでに食材の下処理がされた状態で缶に入っていますので、蓋を開ければすぐに使えます。味付けさているものを使えば調味料をはかったりしなくても良いので、パパッと料理ができあがります。 【忙しい人こそ活用してほしい!】電子レンジだけで作るレシピまとめ

②家計に優しい

魚や野菜は、収穫される時期や旬によって価格に変動がありますが、缶詰は1年を通して比較的同じ価格で販売されています。いつ買っても価格に大差はなく、家計に優しいということもおすすめポイントです。 また、「時短」でもお伝えした通り食材をゆでたり、柔らかくなるまで加熱したりするなどの必要がないため、缶詰を活用することは光熱費の節約にもつながります。

③常温でストックできる

缶詰は保存料が使われているから常温で保存できると思われがちですが、実は保存料が使われていないんです。缶に食材を入れたら、空気や細菌などが入らないように密閉しその後加熱殺菌するため、冷蔵庫に入れなくても常温で長期間保存することができるようになっています。そのため、まとめて買っておけば忙しくて買い物に行けないときや、あと1品欲しいなという時に役立ちます。

常備しておくと便利な缶詰は?

サバの水煮缶

大ブームを巻き起こしたサバ缶は、体内の過剰なコレステロールを減らす効果があるEPA、DHAといった必須脂肪酸が摂れることでも注目されています。その他にも、柔らかく加熱されているので骨まで食べられ、不足しがちなカルシウムを補えることや、水煮というシンプルな状態のため、様々な料理へ活用ができる点でもおすすめです。 【空前絶後の大ブームの謎】「さば缶」でダイエットが成功するのには秘密がある!?

魚の蒲焼き缶

水煮缶とは違い、蒲焼缶は甘辛いタレで調味されているので、そのまま食べることができます。ご飯やパン、パスタにのせたり、野菜で和えたりと、味付けをしなくても料理が完成できるため、いざという時にあると重宝します。

トマト缶

スープやミートソース、煮込み料理など料理の味付けに重宝するのがトマト缶です。価格も比較的安く、生のトマトから作ると時間がかかる料理でも、トマト缶を使えばスピーディーに料理が完成します。

管理栄養士おすすめ!缶詰レシピまとめ

速攻できる!サバ缶カレー【400kcal】

骨まで柔らかくなっているサバ缶を使えば、長時間煮込まなくてもカレーが完成。カレールーも保存がきくので、サバ缶と一緒に常備しておくと便利です◎ 「速攻できる!サバ缶カレー」の作り方を見る

サバ水煮缶の生姜おろしあん【148kcal】

生のサバから作ると煮るのに時間がかかる煮魚も、缶詰を使えば10分以内で作れちゃうスピードレシピをご紹介します。さらに、上にかける生姜おろしあんは電子レンジで作るので、火を使わないで作れます。 「サバ水煮缶の生姜おろしあん」の作り方を見る

さんまの香味野菜丼【391kcal】

ただご飯の上に蒲焼缶をのせるのではなく、野菜を加えれば彩りも栄養価もアップしますよ。 「さんまの香味野菜丼」の作り方を見る

鯖缶のトマトチーズ煮【166kcal】

常備できるおすすめ缶詰のサバ水煮缶とトマト缶を使ったレシピです。サバ缶の生臭さが苦手という方には、生臭さを低減させてくれるトマト缶で煮込むことをおすすめします! 「鯖缶のトマトチーズ煮」の作り方を見る

ごろごろお豆のマメストローネ【107kcal】

豆の缶詰もスープやサラダに使えて便利です。レシピに記載されている材料以外にも、冷蔵庫で余っている野菜を加えて具沢山にしても良いですね。 「ごろごろお豆のマメストローネ」の作り方を見る

まとめ

缶詰をうまく活用して、毎日の料理を頑張り過ぎない

今はSNSで健康的で素敵な料理の写真が毎日アップされ、そのような生活に憧れますよね。しかし、「料理をしたい!」という気持ちがあっても、現実では買い物に行く時間や料理を作る時間がとれないという方も多くいます。 また、食費もかさんでしまうことも悩みどころですよ。料理は毎日のことだからこそ、頑張り過ぎないことが大切です。だからこそ、毎日の食卓に缶詰を活用してみてはいかがでしょうか。

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著者

河村 桃子(管理栄養士)

管理栄養士として病院やクックチル(食材を調理加熱したあとに急速に低温冷却しチルドの状態で管理する調理法)のコンサルティング、栄養専門学校講師の業務に携わる。現在はフリーランスの管理栄養士として、「今日の食事で明日の自分は変わる」をモットーに、コラム執筆や特定保健指導、レシピ提案、食事講座など働く大人の食事サポートを行っている。


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