【未利用魚?】健康にも環境にもいい◎魚がすすむ!管理栄養士おすすめレシピ5選

【未利用魚?】健康にも環境にもいい◎魚がすすむ!管理栄養士おすすめレシピ5選

「未利用魚」を聞いたことはありますか?スーパーなどで売られている魚以外にも、おいしく食べられる種類の魚がまだたくさんあります。今回は、管理栄養士が未利用魚についてとおすすめ魚レシピをご紹介します。

5日前

未利用魚とは何か

どんな魚のこと?

未利用魚(みりようぎょ)とは、十分食べることができ食べ物として利用可能ではあるが、さまざまな理由で市場に出回らない魚のことを言います。 例えば、「表面に傷がついている」「鮮度が落ちやすい(加工や鮮度保持にコストがかかる)」「サイズが規格外である」「調理方法や普及されていない」などの理由から未利用魚として取り扱われることがあります。

未利用魚を食べるメリット

食材の無駄をなくせる

食べられるのに廃棄されるのはもったいない!近年、未利用魚を使用した加工食品の製造や地元の漁業組合や市場と協力した料理の提供なども行われています。旅行先や地元のスーパーで「初めて見た!」という魚を発見したら、それは貴重な未利用魚かもしれません。 私たちが未利用魚を有効活用することで、SDGs(持続可能な開発目標)の目標達成に貢献する点からも大きなメリットがあると言えるでしょう。お気に入りの未利用魚が見つかれば、魚を食べる楽しみも増えますね。

魚介類の消費拡大につながる

近年、日本では魚よりも安価で調理しやすいな肉料理を食べる家庭が多く、魚介類の消費量が減少傾向であると言われています。価格的に手を伸ばしやすい未利用魚を上手に活用すれば、家庭での摂取頻度が増やしやすくなります。

魚は栄養の宝庫

未利用魚をはじめ、魚を食べることで筋肉の維持に必要なたんぱく質の補給になります。魚は必須アミノ酸のバランスがよく、良質なたんぱく源の1つです。また、魚にはDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)と呼ばれる、n-3系多価不飽和脂肪酸が多く含まれています。これらは、脳の発達や動脈硬化や認知症の予防に役立つと言われているため、家庭でも積極的に取り入れていきたいですね。

管理栄養士おすすめ魚レシピ5選

魚料理を作ってみよう!

未利用魚に限らず、魚の調理方法に悩むことも多いですよね。今回は、スーパーでも手に入りやすい魚を使ったレシピをご紹介します。

ぶりと小松菜の芋煮

小松菜はカルシウムが含まれている緑黄色野菜の1つです。カルシウムの吸収を助けるビタミンDが含まれているぶりと相性よく食べられます。作り置きのおかずとしてもおすすめの一品です。 ▶「ぶりと小松菜の芋煮」のレシピはこちら!

いわしと香味野菜の餃子

ひき肉ではなく、いわしの餃子をご紹介します。魚が苦手な方でも一口サイズで食べやすくなっています。香味野菜を活用することでいわしの臭みを抑えられるため、より一層お箸がすすむ一品です。さんまでもあじでも作れます。 ▶「いわしと香味野菜の餃子」のレシピはこちら!

簡単アレンジ!白身魚のラタトゥイユグラタン

子どもから大人まで大人気のラタトゥイユ!さらに大好きなグラタンにアレンジした一品です。野菜と魚のたんぱく質が一緒にとれるので、栄養バランスがとりやすく仕上がっています。主食はご飯でもパンでもよく合います♪ ▶「簡単アレンジ!白身魚のラタトゥイユグラタン」のレシピはこちら!

ごろごろトマトソースのかじきソテー

トマトに含まれているリコピンは抗酸化作用があり、加熱することで栄養素が体内に吸収されやすくなります。また、油と組み合わせることでさらに吸収率が高まると言われています。めかじきはもちろん、他の魚介類や肉にもよく合うソースです。 ▶「ごろごろトマトソースのかじきソテー」のレシピはこちら!

さけの南蛮漬けピリ辛白髪ねぎ添え

南蛮漬けを一工夫!簡単にできてピリ辛白髪ねぎがやみつきになる一品です。リピート間違いなしです。 ▶「さけの南蛮漬けピリ辛白髪ねぎ添え」のレシピはこちら!

まとめ

魚料理を楽しく食べよう

いかがでしたか。日ごろ作っている料理の食材を肉から魚に変えてみるだけでもOKです!気になる魚料理をぜひ作ってみてください。少しでも魚を食べてみようと感じてくださったら嬉しいです。 【参考資料】 ・水産庁. (2)水産物消費の状況. (https://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/r04_h/trend/1/t1_1_2.html)閲覧日:2024年9月8日

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著者

丸山 まいみ(管理栄養士、公認スポーツ栄養士)

家庭の料理を通じて食に魅力を感じ管理栄養士となる。 診療所での栄養指導、特定保健指導、スポーツ選手に対する栄養教育に携わる。 現在は、ひとりひとりの背景に合わせ、食の楽しさや可能性を伝えるためフリーランスとして活動中。


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