缶詰などにも加工され、一年中手に入りやすいとうもろこし。糖質が高くダイエットに不向きと思われがちですが、実はたんぱく質や食物繊維など、嬉しい栄養素がたっぷり含まれています。管理栄養士がおすすめする、簡単な時短レシピもあわせてご紹介します!
とうもろこしの栄養とは?
食物繊維がたっぷり!
とうもろこしの粒を包む薄い皮には「セルロース」という食物繊維が含まれています。
セルロースは水に溶けにくく、さらに水を吸収しやすい性質を持つ不溶性食物繊維。腸の中の水分を取り込みつつ移動し、腸の運動を刺激してくれるため、お通じが改善し、デトックス効果やダイエット効果が高まるといわれています。
たんぱく質も含まれている!
とうもろこしは糖質が高いイメージがありますが、実はたんぱく質も含んでいる野菜です。必須アミノ酸のバリン、ロイシン、イソロイシンなども含まれており、これらは食べ物からしか摂取することができない成分。たんぱく質が不足しやすいダイエット中には、意識的に摂ることが大切です。
とうもろこしの選び方とは?
ひげを要チェック!
生のとうもろこしを選ぶ際は、ひげに注目しましょう。ひげの色が褐色または黒褐色になっていれば完熟の合図です。
そして、ひげの量が多く、ふさふさしているものを選ぶことがポイント。ひげの1本1本はとうもろこしの粒とつながっているため、ひげが多いものほど、粒がぎっしりと詰まったとうもろこしということになります。
また、皮は緑が濃く、皮の先端まで粒の入っているものがおすすめ。ひげがしっとりとして乾燥していないことが、新鮮さの証ですよ。
缶詰でもOK!
とうもろこしは、生と缶詰で栄養価にほとんど差はありません。
缶詰はお手頃価格で、一年中手に入りやすいため、ぜひダイエットメニューにも活用していきましょう!
簡単&時短でできる☆とうもろこしレシピ3選
1.混ぜるだけのコーンスープ
なんと、材料を混ぜるだけの時短メニュー!忙しい朝でもパッと作ることができます。コーンクリームと牛乳によって、食物繊維とカルシウムをしっかりと補給することができ、食欲のない朝でも食べやすいスープです。
▶「混ぜるだけのコーンスープ」のレシピはこちら
2.枝豆ととうもろこしのさっぱりピクルス
調味料を電子レンジで加熱し、とうもろこしと枝豆を漬けこむのみ。手間がかからず、見た目はカラフルに仕上がる一品です。作り置きも可能なため、副菜として重宝しますよ。
▶「枝豆ととうもろこしのさっぱりピクルス」のレシピはこちら
3.とうもろこしとハトムギのカレースープ
62kcalと低カロリーのスープです。具材にとうもろこしだけでなくハトムギも加えることで、食物繊維の量がアップ!さっぱりとしていながら、カレーと生姜の風味がアクセントとなり、飽きのこない味わいになりますよ。
▶「とうもろこしとハトムギのカレースープ」のレシピはこちら
まとめ
とうもろこしは和洋中と使い勝手の幅が広い食材。糖質が多く含まれているため、食べ過ぎには注意が必要ですが、そのアレンジのしやすさは大きな魅力!ダイエットメニューにも取り入れやすいのではないでしょうか?
ぜひ上手に活用してみてくださいね!
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