【うま味を賢く活用!】出汁を使った美味しいレシピ5選

【うま味を賢く活用!】出汁を使った美味しいレシピ5選

だし汁を使った料理はおいしいですよね!私たちが普段口にする日本の食事には、だし汁が多く使われていてなじみ深いものです。だし汁を上手に使い、いつもの料理のおいしさをランクアップさせるコツを伝授します!

2020年11月16日

出汁について

出汁とは

出汁とは、かつおや昆布から煮だして取った汁です。味覚には甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の5つがあり、出汁はうま味に区分されます。 英語表記では『UMAMI』となっているほど、日本の食事になじみ深いものなのです。うまみ成分として、アスパラギン酸、イノシン酸、グアニル酸がよく知られています。 ■アスパラギン酸:こんぶ、醤油、味噌、醤油、野菜類など ■イノシン酸:鰹節、肉類など ■グアニル酸:干ししいたけなど

出汁を使うメリット

うま味の相乗効果

うま味は複数使用することで美味しさをより感じやすくなります。和食で昆布とかつおで混合出汁を取りますよね。これはアスパラギン酸とイノシン酸相乗効果なのです。洋食では、セロリやハーブなどで作るブーケガルニと、煮込み料理の具材の肉で、アスパラギン酸とイノシン酸の相乗効果となります。

薄味慣れに◎

うま味を使うことで、薄味でも満足感を感じやすいこともメリットです。濃い味嗜好は塩分の摂りすぎにつながり、高血圧症などの生活習慣病の原因の1つとなってしまいます。女性の悩みの1つでもあるむくみの予防にもなるので、日頃から薄味になれておくために、出汁を上手に活用することもよいですよ。 【顔のむくみ予防にも!】血流がよくなる「首ストレッチ」をご紹介

出汁を使ったレシピ5選

かぶとたらのみぞれ鍋

たっぷりの野菜と醤油からグルタミン酸、たらからグアニル酸のうま味の相乗効果で美味しさアップが期待できます。 ▶「かぶとたらのみぞれ鍋」レシピはこちら

たっぷりきのこの胡麻けんちん汁

きのこ類、根菜類など様々な食材から出汁を取ることができます。昆布出汁、かつお出汁、干ししいたけ出汁などの好みの出汁でいくつか試してみると、様々な味を楽しめそうですね。 ▶「たっぷりきのこの胡麻けんちん汁」レシピはこちら

ポーチドエッグ入り具だくさんそば

豚肉、野菜類、だし汁でうま味の相乗効果です。塩分は控えめなレシピですが、うま味で満足できますよ! ▶「ポーチドエッグ入り具だくさんそば」レシピはこちら

かきたま汁

具材は卵と三つ葉のみのシンプルなかきたま汁です。だし汁を一工夫して、昆布とかつおなど2つの種類を使用すると美味しさが増しますよ。 ▶「かきたま汁」レシピはこちら

牡蠣の玄米雑炊

牡蠣と野菜のうまみたっぷりな玄米雑炊です。生姜を使用しているので代謝アップ効果が期待できます。 ▶「牡蠣の玄米雑炊」レシピはこちら

毎日の食卓を出汁で楽しく!

美味しさアップのだし汁を使おう

うま味は1つでも美味しいですが、組み合わせて使うことで美味しさが増します。昆布だしや干ししいたけの出汁は水に漬けておくだけなので、冷蔵庫にストックしておくこともよいかもしれません。 また、だし汁を使った煮込み料理は、油で炒めたりすることがないのでカロリーを控えめにしやすい調理法の1つです。出汁を使って美味しいおうちごはんをお楽しみくださいね。 【パパっとできる!】めんつゆを使ったダイエットレシピ7選

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著者

森本 芙好(管理栄養士)

管理栄養士。体調不調をきっかけに栄養学を学ぶ。 ダイエットの失敗を乗り越えた経緯から『なりたい自分』を目指す方の役に立ちたいと思い、現在は特定保健指導、コラム執筆に携わる。 自身の食事テーマは、美容に良く、おいしい食事を楽しく食べること。 ひとりひとりの価値観を大切に、自らを大切にするための身体にやさしい食事を提案することを目指しています。


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