夏が近づくと、そばやうどんやそうめんなどが恋しくなります。しかし、炭水化物であることからダイエット中にはNGなイメージがありますが、麺類の中でも低GI食品である「そば」は、太りにくいダイエットフードとして注目されています。今回は、そばがダイエットに良いと言われる秘密やおすすめの食べ方について詳しくご紹介します。
3種類の麺の特徴を比べてみよう！
うどん
うどんは小麦粉から作られているため、糖質量が多いのが特徴。さらに、消化が良いことから、お腹が空きやすく無駄な食べ過ぎを招く恐れがあります…。また、うどんには天ぷらやカレーなどの高カロリーな組み合わせが存在しますよね。色々な組み合わせを楽しめるのは魅力的ですが、選ぶ食材や料理によってはダイエットに逆効果になってしまう場合があるので注意しましょう。
そうめん
そうめんは夏の食欲が落ちる時期でも食べやすく、つるんとしたのど越しから食べ過ぎてしまうことがあります。しかし、そうめんも比較的糖質量が多くGI値が高いのが特徴です。GI値が高いと、食後に血糖値を急上昇させてしまうので、脂肪が蓄積されやすくなる恐れがあります。
そば
そばは、そば粉を原料とした炭水化物。種類によっては、つなぎに小麦粉が使われている場合がありますが、低GI食品であることが特徴です。GI値が低いと、血糖の上昇が緩やかなので、脂肪をため込みにくく太りにくいと言われています。また、ダイエット中に積極的に摂りたい栄養がたっぷり含まれているのも魅力の一つです。
そばがダイエットにいい3つの理由
1：美肌効果
そばには、ルチンと呼ばれるポリフェノールの一種が含まれています。ルチンは強力な抗酸化作用を持つことから、肌の老化現象を防いでアンチエイジングに効果があると言われています。また、毛細血管を強くして血流を促すことから、肌にも栄養分が行き届くようになるので、より美肌効果を期待できます。
2：便秘解消
そばは、多くの食物繊維を含んでいます。現代人は、食物繊維不足に陥りがちですが体内で不足してしまうと、便秘を招く可能性もあります。便秘は、ポッコリお腹を招くだけではなく、肌荒れや免疫力の低下の原因にもなると言われています。このため食物繊維の摂取を意識するは、ダイエットや美容、健康的な身体づくりに繋がりますよ。
3：代謝アップ
白米や小麦粉と比べても、ビタミンＢ群が何倍も多く含まれていると言われています。特に糖質や脂質の代謝を助けるビタミンB1やB2は、ダイエット中ならば積極的な摂取を心がけたいですよね。さらに、ビタミン同様に不足しがちなミネラルもそばには含まれています。
おススメの食べ方
麺類を食べる際は、どうしても麺単体で食べることも多くなってしまいます。しかし、それだけで食べると、糖質に偏った栄養バランスが悪い食事内容になって太りやすくなる可能性も。それを避けるためにも、組み合わせる食材や食べ方がとても重要となってきます！
包丁いらず！お月見きのこそば
体を冷やさないように、温かくして食べるのもおすすめです。また、ネギやにんにく、生姜、唐辛子などの薬味をちょい足しするとさらに代謝アップに繋がるのでGOODです。
豚しゃぶサラダそば
麺類を食べるときは、どうしても糖質量が多くなりがち。そこで、糖質の代謝を助けるビタミンB1を多く含む豚肉などの食材を意識してトッピングすると良いでしょう。
きのこたっぷりネバとろぶっかけそうめん♪
血糖値の上昇を抑えてくれる食物繊維をたっぷり含んだきのこ類もおすすめ。工夫して取り入れることでバリエーションも増えて、飽きずに食べることができるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか？麺は食べ方や種類によって、ダイエットには逆効果となることもあります。しかし、食材でアレンジや取り入れ方次第では、太りにくくダイエット向きの食べ物に変化するでしょう。ぜひ日々の生活に取り入れてみてくださいね！
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